松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

天然ゴム市場パート3

 東京ゴムの日中取引は、当限が15.5円安、先限が2.6円安で取引を終えました。先限は、今朝10時ごろに4.5円安の245.5円まで下落し、3営業日連続で年初来安値を更新しました。

上海ゴム9月限は、15時ごろに1.6%安の1万6785元まで下落し、3営業日連続で年初来高値を更新しました。その後、15:30ごろに0.1%安まで戻す場面もりましたが、1.2%安の1万6865元で取引を終えました。

東京ゴムは、昨年12月12日以来の安値となり、買い玉の97~98%ほどが値洗いマイナスとなる計算です。値洗い的にも買い方が制空権を握ったということでしょうか。

タイ商務省が発表した2月の輸出額は、前年同月比2.8%減となりました。タイ商務省によると、日本向け輸出が22.6%減となったものの、中国向け輸出は31.1%増となり、中国向けの天然ゴム、自動車、コンピュータなどの輸出が特に伸びたことを公表しました。タイ商務省やタイ中央銀行の発表では、1~2月の中国向け天然ゴム輸出が急増したことを公表しており、中国の青島天然ゴム在庫が2か月間で53%も急増したことも頷けます。

後場市況1

 NYダウの電子取引は、今朝9時頃に50ドル高付近まで上昇し、現在は20ドル高付近で推移しております。ドル円は、今朝から40銭ほど円安に進み、111円40銭付近で推移しております。日経平均株価は、177円高で取引を終えました。NY金の電子取引は、今朝から3ドルほど下落し、NY原油の電子取引は、今朝から小動きです。

 昨日予定されていた「オバマケアの代替え案」の米下院審議は、24日に延期となりました。トランプ大統領と共和党保守派とのホワイトハウスでの協議がまとまらなかったようです。共和党保守派からは、「オバマケアの代替案はオバマケアと大差なく不十分だ。」と批判する意見もありました。しかし、「共和党内での調整は時間の問題」との見方も強いようです。トランプ大統領は、24日中の採決を主張し、共和党内の反対派との協議をやめたことも伝わっております。

 

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天然ゴム市場パート2

 12:55時点での東京ゴムは、当限が15.5円安、先限が2.5円安です。当限は、昨日の夜間取引でも一時20円安まで急落する場面がありました。ここにきて当先の価格差が急激に縮小してきました。

東京ゴムは、昨年10月から12月にかけては、「当限より先限が高い順さや」を形成しておりました。しかし、年初からタイ南部で発生した洪水により天然ゴムのひっ迫感が高まり、「先限より当限が高い逆さや」に変化しました。そして、年初から東京ゴムが上昇するほど逆さや幅が拡大し、2月中旬頃には、当限と先限の価格差が40円ほどにまで拡大しました。まさに、商品相場特有の格言でいるところの「さやの変化は、相場の変化」というところでしょうか。しかし、2月下旬ごろから当限と先限の価格差が縮小すると共に東京ゴムも下落基調を強めました。そして、現在は、当限と先限の価格差が15円幅にまで縮小してきました。

タイ南部の洪水により天然ゴムのひっ迫感が高まり、それと共に東京ゴムの逆さや幅が拡大を続けました。その後、ひっ迫感が後退するほどに逆さや幅が縮小を続けました。中国の青島天然ゴム在庫は、2か月間で53%も急増しました。国際天然ゴム研究会(IRSG)は22日、2017年の世界の天然ゴム生産が1290万トンとなり、前年の1240万トンを4%上回るという見通しを公表しました。そして、天然ゴム生産国連合(ANRPC)の報告では、ANRPC加盟国の1~5月の天然ゴム生産が前年同期比1.9%増加となり、2017年の天然ゴム生産が前年比4.2%増加となる見通しを公表しました。タイ南部の洪水で天然ゴム価格が高騰したことを受けて、他の生産国が増産を進めております。一時は、「タイ南部の洪水で天然ゴムがひっ迫」ということがかなり騒がれましたが、時間経過とともにひっ迫感が後退し、東京ゴムの逆さや幅も縮小してきたようです。ここにきて東京ゴムの当先の価格差が急激に縮小してきたことは、「さやの変化は、相場の変化」と考えて、更なる下落に注目するところかもしれません。


さやグラフ

天然ゴム市場

 上海ゴムの取引中心限月である9月限は、今朝から1万7000元の大台攻防戦を続けておりましたが、11時ごろから下落に転じ、一時1.1%安の1万6880元まで下落し、前日記録した年初来安値(1万6850元)まであと30元(0.2%)に迫りました。そして、1%安の1万6905元で前場を終えました。上海ゴムの先週まで取引中心限月を務めた5月限も、一時1万6405元まで下落し、前日記録した年初来安値(1万6400元)まであと5元に迫りました。

 本日の中国の資源銘柄は、全体的に小幅下落となっております。上海総合株価指数は、0.1%安で前場を終えました。NYダウの電子取引は、今朝から小動きです。12:40時点での東京ゴムは、当月限が14円安、先限が2.6円安です。東京ゴムの当限は、昨日の夜間取引でも一時20円安まで急落する場面がありました。「さやの変化は相場の変化」という商品相場特有の格言もあり、ここにきて大きく崩れ始めた東京ゴムの当限は注目でしょう。

 

後場市況1

 NYダウの電子取引は、今朝7時ごろからの10分間で35ドルほど上昇し、11時ごろに50ドル高まで上昇しました。しかし現在は25ドル高付近まで失速しております。一方、ドル円は、今朝7時ごろから40銭ほど円安に進み、11時ごろにドル円が111.6円付近まで上昇しました。しかし、現在のドル円は、今朝7時頃の水準付近まで下落しております。メドウズ議員発言に反応して今朝7時ごろからリスクオンの流れが強まりましたが、12時ごろからリスクオンの流れがかなり弱まってきました。

これまでオバマケアの代替え案に反対してきた下院保守派議員で構成する下院自由議員連盟を率いるメドウズ議員が、オバマケアの代替え法案について、下院共和党が同法案通過への支持獲得に向けた合意で落としどころを見出すことは可能だと述べたことでリスクオンの流れが少し強まりましたが、その流れも限定的でした。オバマケアが下院を通過しても、今度は上院での審議があり、これが難航すると見られております。また、トランプ政権側の盗聴疑惑に対する苦しい弁明も続いております。

トランプ大統領は、3月4日に自身のツイッターで「オバマ氏が大統領選前にトランプ・タワーを盗聴させていた」と書き込みました。しかし、コミーFBI長官が20日の議会高騰会で、「FBIにも司法省にも盗聴を裏付ける情報はない」と述べました。米国では、1972年に民主党本部で起きた盗聴侵入事件で当時のニクソン大統領が辞任に追い込まれた「ウォーターゲート事件」がありました。ちなみに、トランプ大統領のツイッターへの書き込みは、「公文書」として米政府に保管されます。一般人と大統領では、ツイッターへの書き込みの重要性が違うようです。トランプ政権側が盗聴疑惑に対する証拠を何一つ公表できないだけに、トランプ大統領への不信感も高まっているようです。

みんコモコラムアワード2015
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