松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

原油市場

3月18日

原油市場

 ゴールドマン・サックスの14日付けのレポートでは、「ベネズエラの原油生産の減少傾向が加速していることにより、北海ブレントが短期的に1バレル=70ドル超にまで上昇する可能性がある。」と指摘しております。ちなみにブレント原油は、同レポートが配信された3月14日時点で年初来高値となる68.1ドルまで上昇し、現在は67ドル付近で推移しております。

 国際エネルギー機関(IEA)は15日、原油市場は4~6月期に日量50万バレルの供給不足になるとの見通しを発表しました。「日量50万バレルの供給不足」とは、「世界需要より世界生産が0.005%少ない」となるので、ほぼ需給均等といえそうです。「米国によるイランとベネズエラへの経済制裁&OPECプラスによる協調減産」でも世界の原油需給が「ほぼ需給均等」なるのが精一杯といったところでしょうか

 サウジアラビアのハリファ・エネルギー相は17日の記者会見で、短期的に供給過剰のリスクがあるとして、「OPECプラスによる協調減産を今年後半も続ける必要がある」と述べました。一方、ロシアのノバクも同記者会見で、「ベネズエラとイランの生産から生じる不確実性により、OPECプラスは5月ないし6月より前に次の措置を決定するのは難しい。」と述べました。年初から実施されているOPECプラスによる協調減産が6月末で期限切れとなるのですが、ロシアはOPEC諸国ほど協調減産を支持していないように見受けられます。しかし、ここでOPECプラスが2017年1月1日から続けている協調減産を終了させれば、以前の増産合戦に戻ってしまうので、協調減産は、「やめるにやめられない」といったところかもしれません。

天然ゴム市場パート2

3月18日

天然ゴム市場パート2

 本日10:15時点の上海ゴム5月限(取引中心限月)は、0.4%安の1万1870元です。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万1870元-900元)÷1000kg×16.61円=約182.2円です。それに対して東京ゴム5月限は、本日10:15時点で3.2円ほど割高です。東京ゴムRSS3の当限価格が輸入採算価格を19.5円ほど下回っている状態ですが、それと同様に上海ゴムも産地現物価格を大幅に下回っているようです。

 昨年11月からの3カ月半にわたる上昇トレンドでは、産地現物価格と東京ゴムとが足並みを合わせて上昇し続けましたが、ここにきて産地現物価格が年初来高値付近で高止まりを続けている反面、東京ゴムと上海ゴムが高値から大きく下落しました。上海ゴムは、3月4日に記録した年初来高値からトン当たり1100元(キロ当たり約18.3円)も下落しております。そして、東京ゴムRSS3の5月限も、3月4日に記録した年初来高値から19.3円ほど下落しております。

ここにきて、年初来高値水準で高止まりを続ける産地現物価格に対して、東京ゴムと上海ゴムが今月4日の高値からキロ当たり18~19円ほど大きく下落しました。上海ゴムと東京ゴムのこの2週間の急落でも年初来高値付近で高止まりを続けている産地現物価格の堅調さに注目でしょう。ここまで産地現物価格が下げ渋ると、東京ゴムと上海ゴムの期近限月が今月納会にかけて産地現物価格付近まで急伸する可能性もあります。

金市場

3月18日

金市場

 NY金におけるファンドの買い越し枚数は、2月19日終了週時点で14万5647枚まで増加しましたが、その後は3週連続で減少しております。そうしたファンドポジションの変化からは、売り有利かもしれません。

SPDRゴールド・シェアの金現物保有量は、1月下旬から3月上旬にかけて60トンほど減少しましたが、その後は減少傾向が止まったものの、増加傾向に転じてもいないようです。こうした。SPDRゴールド・シェアの金現物保有量の変化を見る限りは、金相場に対する方向性があまり感じられない展開となっております。そして、NY金は、1300ドル付近での大台攻防戦中となっており、テクニカル的にも方向性があまり感じられない展開となっているようです。
NY金におけるファンドの買い越し枚数
SPDRゴールド・シェアの金現物保有量

天然ゴム市場

3月18日

天然ゴム市場

 先週末のタイ・バンコクの天然ゴムRSS3現物価格は、キロ当たり53.5バーツ(約188.3円)です。これにキロ当たりの輸入諸経費を8円で計算すれば、輸入採算価格は約196.3円となります。それに対して東京ゴムRSS3の当限が本日9時時点で19.5円ほど下回っております。

 先週末のタイ・バンコクの天然ゴムTSR20は、キロ当たり49バール(約172.5円)です。それに対して東京ゴムTSR20の当限が本日9時時点で12.6円ほど下回っております。

 先週末のタイ・バンコクの天然ゴムRSS3現物価格は、前日に記録した年初来高値(53.92バーツ)から0.42バーツ(約1円50銭)しか下落しておりません。また、先週末のタイ・バンコクの天然ゴムTSR20現物価格も前日に記録した年初来高値(49.5バーツ)から0.5バーツ(約1.8円)しか下落しておりません。それに対して東京ゴムRESS3先限は、3月4日に記録した年初来高値(209.5円)から本日9時時点で16円も下落しております。東京ゴムTSR20先限は、3月4日に記録した年初来高値(176.6円)から本日9時時点で7.3円も下落しております。

 東京ゴムRSS3の当限価格が輸入採算価格を19.5円ほど下回っていることからも、産地現物市場と東京ゴム市場との温度差が異常なほど大きくなっているようです。東京ゴムRSS3が昨年11月の安値から3か月半で60円近くも急上昇したことにより、東京ゴムRSS3に対する投資家の売り人気が高まりました。しかし、現在の産地現物価格は、ようやく生産コスト付近まで上昇したところですので、産地現物市場での高値警戒感はあまり高まっていないようです。しかも、4月1日から主生産国による天然ゴムの輸出削減策が実施されることや、天然ゴム生産が最も減少するのが4月であり、次いで5月ですので、減産期を直前に控えてここで産地からの安売りは考えにくいものがあります。しかも、エルニーニョ現象の影響を受けて天然ゴムの減産期中に干ばつが発生する可能性も高まっているので、なおさら生産農家からの安売りは難しそうです。そうした状況を考えれば、東京ゴムRSS3に対する値ごろ買いも一考かもしれません。
東京ゴムRSS3の日足
タイ・バンコクの天然ゴム現物価格

 

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