松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

金市場パート2

3月25日

金市場パート2

米金融当局が今年の利上げ回数ゼロを想定したことで市場は早ければ12月の利下げを予想し始めたので、短期金利と長期金利が逆転したのかもしれません。短期金利が長期金利を上回ると、短期の借り入れコストが長期のそれよりも高くなります。そのような状況においては、企業は日々の運転資金の調達コストがより高くなり、経営者は投資を抑制する傾向を強めます。また、一般消費者の借り入れコストも上昇し、米経済の3分の2以上を占める個人消費も減速することになります。

逆イールドが起きても米国がリセッション入りしなかったのは、過去50年間で1度だけです。それ以外では、逆イールドになって1年以内に厳しい景気後退に陥りました。ここにきてイタリア経済が景気後退入りとなり、ドイツ経済が景気後退寸前となってきたので、欧州を中心とした景気後退観測も高まってきました。今回の逆イールドが「景気後退のシグナル」となのか、「例外的なシグナル」となるのかが気になるところです。それだけに、そのあたりの不安感が払しょくされるまでは、「リスクヘッジの金投資」に注目することも一考かもしれません。

天然ゴム市場パート2

3月25日

天然ゴム市場パート2

本日のタイ・バンコクのSTR20現物価格は、キロ当たり48.7バーツ(約169.5円)であり、それに対して本日の東京ゴムTSR20の値段は、当限が0.8円安の163.2円、先限が4.6円安の162.9円で日中取引を終えました。タイ・バンコクのSTR20現物価格は、先週20日に記録した年初来高値から0.55バーツ(約2円)しか下落しておりません。そうした産地現物価格の高止まりを反映して、本日の東京ゴムTSR20の当限価格がほとんど下落しなかったようです。東京ゴムTSR20は、先月末時点で「20円ほどの順さや」を形成しておりましたが、今では「ほぼ同さや」にまで変化しております。ここまでくると、期近限月の下げ渋りにより、「先限の下値余地もほとんどなくなった」と考えるべきかもしれません。

一方、東京ゴムRSS3は、1週間ほど前は「20円ほどの順さや」を形成しておりましたが、現在は、「3円ほどの順さや」にまで変化しております。今月高値から先限が26円ほど下落する間に、当限は15円ほどしか下落しておりません。しか、先週18日から、先限が10円ほど下落する間に当限は6円ほど上昇しております。東京ゴムRSS3のさやが「20円ほどの順さや」から「3円ほどの順さや」に変化したことを受けて、期近限月を中心に下げ渋りが強まってきましたので、「先限の下値余地もほとんどなくなった」と考えるべきかもしれません。
東京ゴムRSS3の当限と先限の価格差
東京ゴムTSR20の当限と先限の価格差

白金市場パート2

3月22日

白金市場パート2

 南アフリカ国営電力会社のエスコムは、3月22日にステージ2の電力供給遮断を行うことを明らかにしました。それによると、22日の現地時間で9時から23時まで実施されるそうです。更に、21日の23時から22日の9時にかけてステージ1の電力供給遮断を行うことも公表しました。

 ステージ2の電力供給遮断となると、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください。

天然ゴム市場

3月22日

天然ゴム市場

 東京ゴムRSS3の先限価格は、月初の高値から20円ほど下落しました。それに対してタイ・バンコクのRSS3現物価格は、昨日時点で54.21バーツまで上昇し、年初来高値を再び更新しました。東京ゴムや上海ゴムが月初の高値から下落基調を続けている反面、産地現物価格が月初からじり高基調を続けております。それにより、東京ゴムRSS3の期近限月は、輸入採算価格をキロ当たり20円ほど下回っております。それにより、東京ゴムRSS3の期近限月は、来週の納会に向けて急上昇する可能性が出てきました。ここは、東京ゴムの急落に反して上昇を続けている産地現物価格の堅調さに注目ではないでしょうか。

 


タイ・バンコクのRSS3現物価格

白金市場

3月22日

白金市場

サイクロンが南アフリカに隣接するモザンビークやジンバブエを直撃し、甚大な被害が報告されております。モザンビークのニュシ大統領は18日、10万人が危険にさらされており、サイクロン「イーデイ」による同国内の死者が1000人を超す恐れもあることを明らかにしました。ニュシ大統領は、「河川の堤防が決壊して村を全滅させ、集落を孤立させている。上空からは、遺体が浮いているのが見えた。」と述べました。一方、ジンバブエのムナンガグワ大統領は、被災地に非常事態を宣言しました。

勢力の強いサイクロンが南アフリカに隣接するモザンビークやジンバブエを直撃したことを受けて、南アフリカやジンバブエの白金生産への影響が懸念されます。また、南アフリカ国営電力会社であるエスコムの石炭供給への影響も懸念されております。

白金市場の総括

本日配信しました週間レポートの一部をご紹介します。参考にどうぞ。



白金市場

 NYパラジウムが4日連続で年初来高値を更新しており、再び上昇基調を強めております。それを受けて同じ白金族金属であるNY白金も上昇力を強めました。しかし、NY白金の3月21日の高値が876.7ドルとなり、2月28日の高値(879.7ドル)や昨年11月7日の高値(885.6ドル)に迫ったことを受けて、NY白金に対する高値警戒感も高まってきました。ここでNY白金が昨年秋から続く上値抵抗線を突破するには、サプライズが必要となりそうです。

ジバニエ・スティルウォーター社の金鉱山での4か月間に及ぶストライキは、和解仲裁委員会(CCMA)の和解案をAMCUが受け入れたことで、ようやく解決しました。それにより、AMCUによる2次的ストライキ(同情ストライキ)の可能性が無くなりました。

一方、南アフリカ政府が先月、国営電力会社であるエスコムの3分割の方針を表明したことを受けて、労働組合の反発が強まっております。労働組合のNUMは、「エスコムの3分割」に反対する為に、ヨハネスブルク向けて3月末にデモ行進をすることを表明しております。デモ行進によるストライキの規模が拡大することになれば、再び大停電が発生する可能性もあり、白金市場への強材料となりそうです。

アフリカのモザンビークのニュシ大統領は18日、サイクロン「イーデイ」による同国内の死者は1000人を超す恐れがあることを明らかとしました。大型サイクロンがモザンビークとジンバブエとマラウイを直撃しました。モザンビークでは、19日時点で202人が死亡し、約60万人が被災したことも伝えられております。また、ジンバブエで98人、マラウイで56人が死亡したことも伝えられております。

モザンビークは、南アフリカの北東に隣接します。ジンバブエは、南アフリカの北に隣接します。そして、ジンバブエの白金生産は、世界第3位です。南アフリカの白金鉱山の多くは、同国南部の鉱山で採掘されますので、ジンバブエやモザンビークからもそれほどはなれていません。それにより、南アフリカやジンバブエでの白金生産への影響も気になります。また、サイクロンにより南アフリカ国営電力会社であるエスコムへの石炭供給に影響がないかも気になるところです。ここで石炭供給が再び減少し、大規模停電の再来となる可能性もあるだけに、注意が必要です。それだけに、白金市場に対してしばらくは強気な見方も一考かもしれません。


みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

詳細はこちら
重要事項
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*本ブログに掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください
最新記事