松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

天然ゴム市場パート3

10月17日 

天然ゴム市場パート3

 東京ゴムは194.7円まで下落し、12日に記録した安値を40銭ほど下回りました。一方、上海ゴムは、あと251元(6.5%)ほど下落しなければ、12日の安値を割り込みません。上海ゴムは、10時過ぎに一時3%安まで下落し、現在は2.2%安付近で小動きです。

上海ゴム1月限から高率関税を差しいてキロ当たりの円換算にすると、(1万3325元‐900元)÷1000kg×16.99円=約211円となり、東京ゴム1月限との価格差が17円ほどになります。ここにきて上海ゴムに対して東京ゴムが大きく下落する傾向が強まっており、両市場間の価格差が拡大中です。これは、東京ゴム市場におけるファンドの売り進みが原因と思われます。

東京ゴムにおけるファンドなど外国商品先物取引業者経由のポジションは、東京ゴムが227円付近にあった9月14日時点で3309枚の買い越しでした。その後、東京ゴムが210円付近まで下落した9月21日時点で売り越しに転じ、昨日時点で4747枚の売り越しです。ファンドが短期間でここまで大きく売り進むと、両市場間の価格差が拡大しても仕方がないのかもしれません。

ちなみに、東京ゴムが180円付近まで下落した6月8日時点では、ファンドが売り越し枚数を5751枚まで増加させましたが、その後、東京ゴムが214円付近まで上昇した8月16日時点で買い越しに転じた経緯もあります。ファンドは、テクニカルに順張りで対応する傾向があり、「上がれば上がるだけ買い、下がれば下がるだけ売る」というパターンを繰り返しているようです。そうした手法は、大きなトレンドが出現した時は良い結果となりますが、小さなトレンドの繰り返しでは、悪い結果となります。東京ゴムにおけるファンドの買い越し枚数が本日の急落で5000枚を大きく上回ってきた可能性もあるだけに、東京ゴムが底固めとなる可能性もあります。
ファンドポジション





天然ゴム市場パート1~2

10月17日

天然ゴム市場 

 昨夜の上海ゴムは、前日比変わらず付近で小動きを続けていましたが、ラスト20分間で急落し、2.2%安で取引を終えました。昨夜の上海鉄筋も前日比変わらず付近で小動きを続けておりましたが、ラスト20分間で急落し、1.9%安で取引を終えました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄が3連騰となって11~12%ほど大幅上昇したことにより、利益確定の売りが膨らんだようです。上海ゴムは、10月11日の安値(1万2920元)から16日の高値(1万3930元)まで1010元(約7.8%)ほど急上昇したことにより、3日続伸のスピード調整で昨夜の上海ゴムが305元安(2.2%安)となったのかもしれません。

 昨夜の夜間取引では、上海アルミ0.9%安、上海亜鉛1.2%安、上海銅2.6%高、上海鉛0.1%安、上海熱延鋼板2.3%安、大連鉄鉱石2.6%安、大連コークス5.55安、大連粘結炭2.9%安で取引を終えました。NY銅やロンドン銅が3年ぶりの高値を記録したことを受けて、上海銅は大きく上昇しました。

10月17日

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、一時3.1%安まで下落し、10:25時点で2.5%安です。中国の商品先物市場で最大の売買高を誇る上海鉄筋は、2%安で寄り付き、その後はスローペースですがじり高を続け、10:25時点で1.5%安です。

中国H株指数先物が昨日16時から0.4%ほど上昇していることから、本日の中国株が上昇する可能性もあります。上海総合株価指数は、1%高となれば年初来高値を更新することになります。本日の中国株が上昇に転じれば、上海ゴムなど資源銘柄全体が堅調地合いに転じる可能性もあります。


原油市場

10月17日

原油市場

昨夜のNY原油は、一時52.3ドルまで上昇し、51.9ドルで取引を終えました。現在のNY原油の電子取引51.9ドル付近で推移しており、昨日15:15比で30セント安です。ドル円は、昨日15:15比で30銭の円安です。

イラク政府軍とクルド自治政府がキルクーク南部で衝突したことを受けて緊張が高まりました。

イラクの進軍に対してクルド自治政府が日量35万バレルの生産量のキルクーク油田を一時閉鎖したことも伝えられております。しかし、生産を再開しなければクルド自治政府が実効支配するキルクーク油田を制圧するとしたイラク側の警告を受け、間もなく生産が再開されました。キルクーク油田に関する緊張が高まっているものの、キルクーク油田が平常通りに稼働していることを考えると、原油価格の上値は重そうです。ただ、クルド自治政府が独立の是非を問う住民投票を9月25日に強行したことを受けて、イラク中央政府とクルド自治政府との対立はしばらく続きそうです。

週間石油在庫統計に対する市場予想は、原油480万バレル減、ガソリン100万バレル減、ディスティレート150万バレル減となり、製油所稼働率が0.5%低下の88.7%です。10月が不需要期のピークとなることから、製油所稼働率は更に低下することも予想されます。しかし、NY原油とブレント原油との価格差が5ドル70セント付近まで拡大しているので、米国の原油輸出の増加に伴う原油在庫減少が予想されているようです。

トウモロコシ市場

10月17日

トウモロコシ市場

米農務省が昨夜発表しましたクロップ・プログレスでは、10月15日時点での米国産トウモロコシの収穫率が前週比6%上昇の28%となり、過去5年平均(47%)を大きく下回りました。そして、市場予想を3%下回りました。成熟率は8%上昇の90%となり、過去5年平均(94%)にかなり迫ってきました。優と良の占める割合は、前週比1%上昇の65%となり、市場予想を1%上回りました。

収穫作業が例年よりかなり遅れていますが、それでも収穫率が28%となり、新穀の出回り状況がそろそろ注目される時期となります。現在のシカゴコーンが生産コストとされる水準を50セントほど下回っていることから、農家の売り渋りにより現物市場がひっ迫する可能性もあります。

東京トウモロコシは、8月下旬から安定した上昇トレンドを形成しており、それに伴い、右肩上がりの下値抵抗線と上値抵抗線を形成しております。この安定した上昇トレンドは注目でしょう。東京トウモロコシの取引中心限月は先限となる11月限であり、11月限は旧穀限月です。それに対してシカゴコーンの取引中心限月は12月限であり、12月限は新穀限月です。この新穀限月と旧穀限月の差が値動きの差ともなります。収穫遅れで米国産トウモロコシの出回り時期が遅れれば、それだけ旧穀限月に注目が集まります。また、米国産トウモロコシ農家が売り渋りを強めれば新穀の回りが遅れ、それだけ旧穀限月に注目が集まります。そうした新穀と旧穀の差が東京トウモロコシとシカゴコーンのチャートの違いにも表れているのかもしれません。そうした意味でも東京トウモロコシへの強気な見方は注目ではないでしょうか。

東京トウモロコシの日足
東京トウモロコシの日足


シカゴコーン12月限(新穀限月)の日足
シカゴコーンの日足

 

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天然ゴム市場パート5「銅価格が3年ぶりの高値まで高騰」

10月16日

天然ゴム市場パート5「銅価格が3年ぶりの高まで高騰」

ロンドン銅とNY銅の電子取引が昨本日12時ごろから急騰し、共に3年ぶりの高値水準まで上昇しました。本日発表された中国の9月の消費者物価指数と生産者物価指数が共に6カ月ぶりの上昇力を示したことを受けて銅相場が急騰しております。また、中国で昨年から続く建設ブームによる銅需要増加や、大気汚染対策で中国の冬季の銅生産が減少するとの見通しも銅相場を押し上げました。中国の銅消費は、世界全体の約36%を占めます。銅相場の高騰を受けてロンドン市場とNY市場の非鉄金属銘柄の電子取引も全面高となってきました。

本日は、中国の鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄が3連騰となりました。そして銅相場の高騰が続いていることから、資源銘柄全体の上昇力が増してきたようです。また、ロンドン市場の非鉄金属銘柄が銅相場を中心として全面高となってきたことも注目でしょう。そうしたことにより上海ゴムや東京ゴムの上昇力が増してくる可能性もあります。

天然ゴム市場パート1~4

10月16日

天然ゴム市場

 上海ゴムは、先週末の夜間取引で一時2.8%高の1万3930元まで上昇し、1.5%高の1万3705元で取引を終えました。先週末の夜間取引では、上海亜鉛0.4%安、上海銅0.1%高、上海鉛0.9%安、上海鉄筋2.5%高、上海熱延鋼板4%高、大連鉄鉱石5%高、大連コークス6%高、大連粘結炭2.8%高となり、鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄が大幅化となりました。

中国の鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄が3連騰となり、1カ月半ほど続いた下落トレンドで形成された右肩下がりの上値抵抗線を大きく上回りました。それにより、上海鉄筋や上海熱延鋼板、大連鉄鉱石、大連コークス、大連粘結炭などの鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄が上昇トレンドに転換しました。上海ゴムと東京ゴムも。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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10月16日

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、1.2%高付近で寄り付き、10:40時点で0.4%高付近まで失速しております。今朝からの中国の資源銘柄は、3連騰に対するスピード調整となっているようです。上海鉄筋は、先週末の夜間取引で一時5.3%高まで上昇し、12日朝の安値から11%ほど上昇する場面もありました。大連鉄鉱石は、先週末の夜間取引で一時5.3%高まで上昇し、12日朝の安値から11%ほど上昇する場面もありました。大連粘結炭も先週末の夜間取引で一時7%高まで上昇し、12日朝の安値から12%ほど上昇する場面もありました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄のほとんどが10月12日の安値からの3連騰で11~12%ほど大幅高となり、今朝からは3連騰に対するスピード調整となっているようです。上海ゴムも。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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10月16日

天然ゴム市場パート3

 上海ゴムは、1.2%高で寄り付き、一時0.5%安まで下落しましたが、0.1%高で前場を終えました。中国の資源銘柄は、上海亜鉛0.6%安、上海銅1.2%高、上海鉄筋2%高、上海熱延鋼板2.9%高、大連鉄鉱石2.1%高、大連コークス1.8%高で前場を終えました。鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄は高値から失速して前場を終えましたが、それでも3連騰となっております。上海総合株価指数は、一時0.3%高の3400元まで上昇して年初来高値まであと1元にまで迫る場面もありましたが、0.1%安の2286元で前場を終えました。

中国人民銀行総裁は15日、「中国経済は、過去数年は減速したが、今年上半期のGDP伸び率は6.9%となり、下半期は7%に達する。」との見通しを発表しました。

14日の中国共産党の第18回中央委員会第7回総会(7中総会)では、習近平総書記の思想を盛り込んだ党規約改正案を承認しました。これにより18日から開催される第19回期中央委員会第1回総会(1中総会)において、予定通りに習近平総書記の思想が盛り込まれる見通しとなってきました。18日からの党大会では、政治局常務委員会委員や中央政治局委員の大幅な人員変更が行われますので、新人員体制となる中国共産党の方針への注目が高まりそうです。

 中国国家統計局が本日発表した9月の生産者物価指数(PPI)は、前年比6.9%上昇となり、6カ月ぶりの高い伸び率を記録しました。昨年からの建設ブームなどが資源価格を押し上げております。PPIの伸びの加速は、景気と工業部門企業利益が引き続き底堅く推移する兆候でもあります。

金融大手のゴールドマン・サックスが12日に発表した調査報告書では、「電気自動車の拡大が卑金属需要を押し上げる」との見通しを示しました。バッテリーにリチウムやニッケル、電気配線に銅、車体軽量化にアルミなどの需要が増加するとの見通しを示しました。同社の強気シナリオでは、2025年までにニッケル需要は20万~30万トン、銅需要は85万~125万トン拡大する可能性があり、リチウム生産は10年以内に4倍にまで拡大する見通しを示しております。そして、「このような劇的な需要の伸びは、コモディティーの歴史においても稀だ。」と指摘しております。

中国人。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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10月16日

天然ゴム市場パート4

 上海ゴムは、11時ごろに0.5%安まで下落しましたが、後場のラスト30分間で上げ足を強め、0.6%高で取引を終えました。中国の商品先物市場で最大の売買高を誇る上海鉄筋は、10時半ごろに一時1.5%高まで失速する場面もありましたが、2.9%高まで上昇して取引を終えました。本日の中国の資源銘柄は、上海銅3.1%高、上海亜鉛0.4%高、上海鉄筋2.9%高、上海熱延鋼板3.1%高、大連鉄鉱石3.8%高、大連コークス2.7%高、大連粘結炭1%高で取引を終えました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄は、11時ごろから小動きを続けておりましたが、後場のラスト30分間で上げ足を強めました。

上海銅は、今朝から0.2%高付近で小動きを続けておりましたが、12時ごろから急騰し、3.1%高で取引を終えました。これで上海銅は、9月22日の安値から11%ほど上昇し、8月31日に記録した年初来高値まであと2%に迫りました。銅は「ドクター・カッパー」とも呼ばれており、景気に敏感な銘柄とされております。そして、ロンドン非鉄金属市場の中心的銘柄が銅相場となっております。銅相場の高騰により、非鉄金属銘柄全体の地合いが強まる可能性も出てきました。

中国の鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄が大幅高となり、共に3連騰となりました。これで鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄は、1か月半ほど続く下落トレンドで形成された右肩下がりの上値抵抗線を大きく上抜けしてトレンド転換となりました。これまで中国の資源銘柄全体の下落トレンドをリードしてきた鉄鋼関連銘柄と石炭関連銘柄のトレンド転換により、上海ゴムが上昇トレンドを強める可能性も高まってきました。また、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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