松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

天然ゴム市場パート2

 今週の天然ゴム市場の注目は、世界最大の自動車販売市場である中国の「7月の自動車販売台数」となりそうです。中国の自動車販売台数は、小型車購入減税による駆け込み需要により、昨年9~12月が記録的に増加しました。それが天然ゴム市場の上げ要因の1つともなりました。しかし、昨年末までの駆け込み需要の反動により、今年1月からの中国自動車販売台数が大幅に落ち込み、それが天然ゴム市場の下落要因の1つとなりました。しかし、6月の中国自動車販売台数が前年同月を上回り昨年末までの駆け込み需要の反動からの回復が示されました。ここで「7月の中国自動車販売台数」も前年同月を上回ることになれば、2カ月連続で前年同月を上回ったことになり、天然ゴム市場が大きく買われる可能性もあります。

日系自動車大手4社の「7月の中国自動車販売台数」は、前年同月比でトヨタが11.4%増10万8900台、ホンダが11.6%増の11万2803台、日産が14.2%増の10万4794台、マツダが7.1%増の2万3028台となり、トヨタとホンダとマツダが「7月の中国自動車販売台数」として過去最高を記録しました。これらの発表を参考にすれば、「7月の中国自動車販売台数」がかなり良好な数値となって東京ゴムが大きく上昇する可能性もありそうです。

天然ゴム市場パート4

 上海ゴムが2.7%高、上海鉄筋が3.6%高で取引を終え、中国の資源銘柄が全面高となりました。本日は、上海鉄筋や上海熱延鋼板、上海銅、上海亜鉛などが年初来高値を更新し、上海総合株価指数まで年初来高値を更新しました。来週の中国経済指標発表は、8日が貿易収支(7月)、9日が消費者物価指数(7月)と生産者物価指数(7月)の発表が控えており、自動車販売台数(7月)の発表も週央あたりに行われます。それらの「7月の中国経済指標」がこれまでの発表と同様に良好な内容となれば、中国の資源銘柄が一段高となる可能性もあります。トヨタやホンダ、GMの「7月の中国自動車販売台数」が好調な内容となっただけに、「7月の中国自動車販売台数」に注目でしょう。

タイの2大現物市場であるハジャイとスラスタのRSS3号現物の売買高が先月下旬ごろから通常の2~3倍ほどにまで膨れ上がっており、現物市場での売買が活発化しております。それにより、先週からの上海ゴムや東京ゴムの下落基調に反してタイのRSS3号現物価格が先月末からじり高基調を続けてきたことも頷けます。そして、タイで先日行われたビジネスイベントで30万トン以上もの天然ゴムが販売されたことは脅かされます。たった1日で450億円分ほどの天然ゴム。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。

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白金市場パート1~2

8月4日

白金市場

昨夜のNY白金は、ジンバブエ問題に反応して上昇しました。ジンバブエ政府は2日、同国白金鉱山大手であるジンプラッツの鉱山の半分以上を押収する事前通知を裁判所に申請しました。ジンバブエは、世界の白金生産の8%を占めます。そして、ジンプラッツの株式の半分以上を南アのインパラ社が保有しております。ジンバブエのムガベ大統領政権は、2万7948ヘクタールの白金鉱山地帯を強制的に取得しようと試みているそうです。ムガベ大統領は93才とかなり高齢であり、36年にもわたる長期政権を維持しております。春頃には、ムガベ大統領を辞任に追い込もうとした動きが活発化して話題となりました。ムガベ政権が同国白金鉱山の国有化を強制的に進めようとしていることを受けて、白金市場が緊張し始めたようです。今後は、ジンバブエ政府とジンプラッツによる法定で対立が続き、白金市場の緊張がしばらく続きそうです。

 NY白金におけるファンドの買い越し枚数は、2月28日時点で4万4610枚まで膨らみましたが、7月11日時点で5341枚まで減少し、近年最低の買い越し枚数となりました。ここまでファンドの買い越し枚数が減少したところでジンバブエ問題が浮上してきたことにより、しばらく白金市場が上昇を続ける可能性も出てきました。


白金のファンドポジション

8月4日

白金市場パート2

ジンバブエは近年稀に見るハイパーインフレに陥り、2009年には100億ジンバブエドルが発行され、最終的には100兆ジンバブエドルが発行されたことはまだ記憶に新しいところかもしれません。それによりジンバブエドルの流通が無くなり、それ以降は米ドルや南アランドが主に流通しております。ジンバブエは、かつては「アフリカの穀物庫」とも呼ばれ、金、白金、クロムなどの鉱物にも恵まれた国でした。しかし、土地改革に伴う混乱により極度の経済的混乱に陥りました。そして、2008年の干ばつが追い打ちをかけました。ジンバブエのインフレ率は、2007年5月末時点で4530%まで上昇し、その後も上昇しました。ジンバブエのGDP成長率は、2008年まで長らくマイナス成長を続け、2008年のGDP成長率が-16.58%でした。その後、2009年からプラス成長となり、2010~2012年が+10.57~+11.91%となりました。しかし、2013年からGDP成長率が急降下し、2015年で+1.11%、2016年で+0.52%にまで低下しました。こうした背景を考えると、ジンバブエ政府が同国白金鉱山を半ば強引に国有化しようとしていることも頷けます。しかも36年間にも及ぶ独裁政権が指摘されているムガベ大統領が中心として同国白金鉱山の国有化を推し進めているのですから、しばらくは白金市場が緊張した状態となって高値追いする可能性もあります。





天然ゴム市場パート3

 上海ゴムの取引中心限月である1月限は、11時ごろに3.6%高まで上昇し、3.3%高の1万5795元で前場を終えました。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万5795元-900元)÷1000kg×16.38円=約244円となります。上海ゴムの取引中心限は、取引中心限月の移動に伴って4カ月ぶりの高値水準まで上昇しております。中国市場でメジャーな取引中心限月のつなぎ足チャートを見ると、大陽線が出現しております。

中国の商品先物市場で最大級の売買高を誇る上海鉄筋は、今朝からじり高を続けて3.4%高で前場を終え、2日連続で年初来高値を更新すると共に4年ぶりの高値まで上昇しました。上海銅や上海亜鉛、上海熱延鋼板も年初来高値を更新しました。そして、上海総合株価指数も2日連続で年初来高値を更新しました。ここにきて株式市場や資源銘柄など中国市場全体が力強さを増してきました。最近の中国経済指標発表の多くが市場予想を上回っており、6月頃から中国経済成長の力強さが増してきたことで、中国の株式市場や資源銘柄の上昇基調が強まってきました。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。

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天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、今朝から前日引け値付近で横ばいを続けておりましたが、10:43ごろから急騰し、11:03時点で2.8%高です。それを受けて東京ゴムが6円高付近まで急騰しております。タイでのビジネスイベントで大量の天然ゴムが制約されたことを好感して上海ゴムが急騰しているようです。

11:03時点では、上海亜鉛0.3%高、上海銅0.3%高、上海鉄筋1.8%高、上海鉛0.4%高、上海熱延鋼板1%高、大連鉄鉱石1.6%高、大連コークス1.5%安、大連粘結炭1.1%安となり、石炭関連銘柄以外が全面高となり、特に上海ゴムの上げ幅の大きさが目立っております

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トウモロコシ市場

 米農務省から8月10日に発表される需給報告への注目が高まってきました。先月の需給報告では、米国産トウモロコシの1エーカーあたりの単収が170.7ブッシェルでした。しかし、米農務省から発表された7月30日時点での米国産トウモロコシの作柄発表では、優と良の占める割合が前週から1%低下しており、10日の需給報告で単収が前回発表値を少し下回ることが予想されております。米国産大豆の優と良の占める割合は2%上昇しました。そして、今回の需給報告は、今までの農家への聞き込み調査ではなく実地調査による発表値となります。

 米調査会社であるインフォーマ・エコノミクスが3日に発表した米国産トウモロコシに対する予想では、2017年の収穫が138億5200万ブッシェル、単収が165.9ブッシェルとなっております。米国産トウモロコシの単収予想が1カ月前から少し低下しても、受粉期を無事通過したことや収穫期が迫ってきたことによる天候プレミアムの低下を考えると、シカゴコーンの上昇は難しいのかもしれません。

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

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