松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

原油市場「原油市場と米国株式市場や米国債券市場との関係」

1月16日

原油市場「原油市場と米国株式市場や米国債券市場との関係」

米10年債利回りが4カ月前からから上昇基調を続けており、債券価格の下落が続いております。そして、ユーロドルが2カ月前から上昇基調を続けてお入り、ドル安も続いております。米国債とドルが共に下落基調を続けていることを受けて、米国債やドルからホットマネー(投機資金)の流出が続いております。

米国の債券市場の規模は、米国の株式市場の規模(浮動株調整後の株式時価総額)の2倍ほどを誇ります。そして、米国の債券市場の規模は、世界の債券市場の約26%を誇ります。市場規模の大きな米国債が4ヶ月ほど下落基調を続けていることを受けて、米国債券市場からホットマネーの流出が続いており、その多くが米国株式市場に流入しているようです。それが最近の米国株上昇の原動力かもしれません。

10年物の米国債利回りが2014年以来の高水準に近づき、米国債に対する弱気見通しが高まっております。ジャナス・ヘンダーソン・グループの運用者ビル・グロース氏は先週、米国債の弱気相場入りを宣言しました。一方、BMOのコリー氏は先週、米10年債利回りが2.6%に到達すれば買いだと述べております。また、シティグループの10日発行のレポートでは、「30年債の売りはもはや勧めない」と指摘しております。米10年債利回りは、2016年12月に2.641%まで上昇し、2017年3月に2.629%まで上昇しました。そして、先週10日に2.597ドルまで上昇し、米10年債利回りの過去3年間のテクニカル的な上値抵抗線が2.6%付近となっているようです。

現在のホットマネーは、米国株式市場や原油市場の居心地が良いようです。現在の日経平均株価が175円高、NYダウの電子取引が170ドル高付近で推移しており、3連休明けの米国株式市場も高寄りで始まりそうです。これからの2週間で米国企業の10~12月期決算発表シーズンの山場を迎えることになります。今回の四半期決算では、米主要企業利益が前年同期比12%増予想となっており、過去4年間で2番目に高い企業利益予想となっております。それだけに期待も先行しており、昨年10~12月期のNYダウは、過去4年間の四半期で最大の上げ幅を記録しました。しかし、「噂で買って、事実で売れ」という相場格言もあり、10~12月期決算発表が山場を迎えるあたりで米国株式市場での利益確定が進み、米国株式市場から流出したホットマネーが再び債券市場に流入する可能性もあります。米国株のトレンド変化のタイミングで原油市場のトレンドが変化する可能性も高いだけに、原油市場にとって米国株式市場や米国債券市場の動向も重要となりそうです。
米10年債利回り
ユーロドル
NYダウの週足5

 

※チャートの情報提供元は(株)みんかぶです。チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社みんかぶは一切の責任を負いません。



トルコリラ

1月16日

トルコリラ

米国がシリア防衛軍の戦闘員を訓練してシリアのトルコとの国境付近に配備する計画に入ったことで、米国とトルコの関係悪化が懸念されてトルコリラ売りが進みました。現在、シリア防衛軍230人の戦闘員が米国軍の訓練を受けており、最終的にはシリア防衛軍1万5000人が訓練を受ける計画です。それに対してトルコ政府の大統領スポークスマンであるカルン氏は、「このことは地域の位置付けを変えてしまう。」と非難しております。

 米国は、シリア防衛軍の戦闘員を訓練することに対して、「IS対策が目的」と説明しております。それに対してトルコ側は、「シリア防衛軍の新組織部隊はIS対策ではなく、シリア北部のクルド人独立の為。」と非難しているようです。トルコ軍が2015年のIS空爆計画に参加した時は、イラクやシリア内のISへの空爆よりクルド人組織(クルディスタン労働者党)の拠点への空爆を主に行ったほどエルドアン政権とクルド人との仲は悪いのです。2015年6月のトルコ総選挙では、クルド人組織(クルディスタン労働者党)とつながりのあるとされるクルド政党の人民民主主義党に躍進を許し、エルドアン大統領が過半数を割る結果となりました。そうしたエルドアン政権とクルド人との関係を考えれば、米国がクルド人を中心とするシリア防衛軍の戦闘員の大規模訓練を開始することは、「米国とトルコ政府との対立激化」を予感させます。経済制裁下のイランへのマネーロンダリング疑惑で拘束されているレザ・ラザブ容疑者やメフメト・ハカン・アッティラ被告への量刑が4月11日に発表されるとや、これから米国によるシリア防衛軍の戦闘員の大規模訓練が本格化することを考えると、「米国とトルコとの関係悪化」を嫌気してトルコリラがしばらく軟調地合いを続ける可能性もあります。

天然ゴム市場1~2

1月16日

天然ゴム市場

東京ゴムにおけるファンドなど外国商品先物業者経由の売り越し枚数は、12日に782枚減少し、15日に659枚減少しました。薄商いの中で売り方ファンドのまとまった手仕舞いの買い戻しが東京ゴムを上昇させたようです。

東京ゴムにおけるファンドなど外国商品先物業者経由の売り越し枚数がこの1カ月半で3500枚ほど減少し、投資家の買い越し枚数もこの1カ月半で4500枚ほど減少しました。そして、商社など当業者の売り越し枚数も1カ月半で1500枚ほど減少しました。東京ゴムの出来高もこの1カ月半で激減しております。ファンドや商社や投資家のポジション縮小が続いており、人気離散が目立っております。1カ月ほど前から金や白金、原油などの上昇力が強まっているので、東京ゴムの人気離散も仕方がないのかもしれません。そして、東京ゴムの人気離散が続いていることにより、東京ゴムの上昇力はあまり感じられません。
東京ゴムのファンドポジション


1月16日

天然ゴム市場パート2

上海ゴムは、0.4%安で前場を終え、昨日からの2日間で0.5%高です。それに対して東京ゴム先限は、昨日からの2日間で約3.5円高です。また、年初からの上げ幅は、上海ゴムで約1.4%、東京ゴム先限で約3.4%となり、東京ゴム先限の上げ幅の大きさが目立ちます。一方、年初より東京ゴム先限が8円ほど上昇したことに反して、東京ゴム当限は1.3円ほど下落しております。それにより東京ゴムの当限と先限の価格差は、年初はほとんど価格差がありませんでしたが、今では10円幅ほどにまで拡大しております。

東京ゴム先限は年初より上げ足を強めましたが、それに反して東京ゴム当限が年初より少し下落しており、東京ゴムの上値の重さが感じられます。また、東京ゴムが産地現物価格を大幅に上回っていることにより、東京ゴムの期近限月の上値が重くなってきたのかもしれません。


東京ゴム先限
東京ゴム当限

※チャートの情報提供元は(株)みんかぶです。チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社みんかぶは一切の責任を負いません。


本日制作するコメントは、メール情報会員の皆様に限定

本日制作するコメントは、メール情報会員の皆様に限定して配信しております。

メール情報会員の皆様は、お送りしましたコメントを参考にしてください。

無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください。

本日制作するコメントは、メール情報会員の皆様に限定

本日制作するコメントは、メール情報会員の皆様に限定して配信しております。

メール情報会員の皆様は、お送りしましたコメントを参考にしてください。

無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください。

1月15日の東京セミナーのご紹介です。


11111

2018年の相場を読む

皆さんは、2017年の投資成績はいかがでしたでしょうか?

トランプ氏が米大統領に就任するところから始まり、
欧州の選挙ラッシュを経て、
今に至ります。 ※2017年11月現在

果たして2018年はどういった年になるのでしょうか・・・

そこで、2018年に投資家の方々が良いスタートダッシュを切れるよう、
弊社アナリストの陳と松永がとっておきの話をご用意いたしました!

具体的には…

・2018年の注目の商品銘柄・通貨ペア

・初心者の方からベテランの方まで通じるトレード手法やチャートの見方

・個人の性格にあった投資スタンス

2018年の投資ライフを充実したものとするために、
意欲のある方は是非お待ちしております!

特に投資を始めたばかりで2017年のご成績があまり良くなかった方、大歓迎です!

また、講演後は陳と松永を交えて懇親会を行います。

直接お話が出来る機会ですので、
踏み込んだ質問や講演で分からなかったことなど
どしどし聞いてみてください!


ぜひこの機会をお見逃しなく!
弊社アナリスト2人による話は必見です!

陳 晁熙

サンワード貿易 チーフアナリスト
東京都出身。
東京理科大学理学部応用数学科卒。
予備校講師(数学科)を経て商品先物業界に入る。
商品先物市場と外国為替市場において調査、企画、運用等を担当し現職に至る。
テクニカル分析を主体に、背後にあるファンダメンタルズを併せて分析し、新聞、メディア等に寄稿。
著書に「個人投資家のための穀物取引入門」、「個人投資家のための貴金属取引入門」(いずれも共著)。
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得。

松永 英嗣

サンワード貿易 アナリスト兼ストラテジスト
業界歴30年。
業界3年目にして歩合外務員として独立、穀物相場を中心に手掛ける。
法人部時代にはガソリン・ゴムなど工業品銘柄を中心として、商社・当業者・投機筋などへ深く関わり特殊知識を深める。
先物業界紙・貿日新聞の「天地人のコラム」を5年ほど連載。
約15年前にブログ「北浜の虎」を立ち上げ、現在はブログ名を「松永総研」に改名。
実に15年以上、日々相場の最新情報を配信し続けている。

日時
2018年1月15日(月)
18:00開場  18:30開演  20:30終了予定
会場
TOCOMスクエアセミナールーム
東京都中央区日本橋堀留町1-10-7 東京商品取引所B1  [地図]
定員30名
参加費無料
主催サンワード貿易株式会社
※本セミナーは、弊社サンワード貿易(株)が扱う商品先物取引及び取引所為替証拠金取引(くりっく365)の契約締結の勧誘を目的として開催しております。※本セミナーは、途中退室自由です。※商品先物取引及び取引所為替証拠金取引(くりっく365)は、相場変動等により元本を上回る損失が生じるおそれがあります。※本セミナーは、相場の動向や売買による利益を示唆または保証するものではありません。投資に関しての最終判断は、あくまでもご自身でご決定ください。※お客様の個人情報は、弊社の業務における調査、情報提供、ご案内に利用し、弊社のプライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱いいたします。※他の参加者へ対する営業や勧誘行為は、一切禁止とさせていただいております。※講演者・講演内容などは、都合により予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。※同業者及び学生の方のお申込はご遠慮ください。※本セミナーの録音・動画撮影はご遠慮ください。

≪注意事項≫ ※「くりっく365」は株式会社東京金融取引所の登録商標であり、同取引所が上場している取引所為替証拠金取引の愛称として使用するものです。弊社は株式会社東京金融取引所の「くりっく365」取引参加者である岡安商事株式会社から指定を受けた取次業者です。
みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

詳細はこちら
重要事項
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*本ブログに掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください
最新記事