松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

原油市場パート4

12月3日

原油市場パート4

 東京ドバイ原油は、13時半時点で1500円高の4万2940円まで上昇し、1カ月ほど前から続く右肩下がりの上値抵抗線を突破しました。また、ブレント原油も13時半時点で62.5ドルまで上昇し、1カ月ほど前から続く右肩下がりの上値抵抗線を大きく突破してきました。それにより東京ドバイ原油とブレント原油が上昇トレンドに転じた可能性が高まってきました。

 CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比1万9966枚減の34万8121枚となり、今年最低の買い越し枚数を記録しました。

昨年は、NY原油におけるファンドの最低買い越し枚数が6月に昨年最低(32万8952枚)となった時にNY原油が42ドル付近まで下落して昨年の最安値を記録しました。今年もファンドの買い越し枚数が今年最低となった時にNY原油が今年の最安値を記録したことは注目でしょう。そして、今朝からのNY原油の電子取引が大幅高となっているので、今週のファンドの買い越し枚数はかなり増加しそうです。「ファンドの買い越し枚数が最も減少したところ=NY原油の底値」と考えるのであれば、原油市場に対する内部要因分析的な強気な見方も一考かもしれません。また、週明けの東京ドバイ原油やブレント原油が共に1カ月ほど前から続く右肩下がりの上値抵抗線を突破してきただけに、原油市場に対するテクニカル的な強気な見方も一考かもしれません。



東京ドバイ原油の日足
ブレント原油の日足


NY原油のファンドポジション



原油市場パート3

12月3日
原油市場パート3

 本日のブレント原油は、61.11ドルで寄り付き、一時62.59ドルまで上昇し、2時間ほど前から62.3ドル付近で小動きを続けております。13時時点で、日経へ金株価が307円高、上海総合株価指数が2.9%高、NYダ先物が488ドル高となり、週明けからリスクオンの流れが強まっております。それを受けて中国商品先物市場の工業品銘柄も全面高となっております。一方、ドル円は、8時過ぎに一時113.8円まで円安に進みましたが、現在は113.55ドル付近で推移しており、先週末15:15日で20銭の円安です。

 カナダ・アルバータ州のノトリー首相は2日、州内の石油生産業者に対し日量32万5000バレルの減産を命じました。石油貯蔵の余剰水準が下がるまで原油の生産量を来年1月から8.7%削減し、石油貯蔵の余剰水準が下がれば減産量を日量9万5000バレルに落とすそうです。OPEC総会を前にしてカナダが32万5000バレルの減産を表明したことは注目でしょう。

ゴールドマン・サックスの11月26日付けのレポートでは、「G20首脳会議は、コモディティー価格反発のきっかけとなってもおかしくない。米中貿易摩擦が緩和され、OPECの減産方針についてより明確となる手掛かりが得られるからだ。」と指摘しておりました。そして、「ファンダメンタルズとの比較でコモディティーの価格が適正水準から大きく乖離し、今や金属だけでなく原油までもがコスト割れの位置で推移している点を踏まえると、原油や金、貴金属を買い持ちにする上で極めて魅力的ある市場参加の機会となっている。」とも指摘しておりました。

そしてG20が閉幕し、週明けのアジア市場で原油価格が急反騰しております。また、中国商品先物市場の資源銘柄も全面高となってきました。更に、ゴールドマン・サックスは、「S&P・GSCIコモディティー指数」のリターンが、「3カ月後に19.5%、6カ月後に17.3%、1年後に17.2%」との見通しを発表しており、商品市場全体が上昇基調に転じることを予想しております。ゴールドマン・サックスが指摘したようにG20後の原油市場が急反発しているだけに、ここは、原油市場に対するより強気な見方も一考かもしれません。

原油市場パート2

12月3日

原油市場パート2

現在のブレント原油が61.6ドル付近まで上昇しており、先週末終値から2.9ドルほど上昇しております。これによりテクニカルが大きく変化しく変化しました。

 トランプ大統領は、これまで米国株の急落や米国経済の成長鈍化懸念を危惧して、原油価格の下落を望む発言を繰り返してきました。しかし、1日の米中首脳会談に起きて貿易戦争を悪化させないことで合意したことにより、しばらく米国株が堅調地合いを続けることも予想されます。それによりトランプ大統領は、原油価格の下落を望まなくなった可能性は高そうです。そうなれば、サウジアラビアやロシアも協調減産に動きやすくなったと考えるべきかもしれません。

ロシア・エネルギー相が昨日発表した11月の同国石油生産が日量1137万バレルとなり、前月を日量4万バレル下回ったことを発表しました。増産を続けてきたロシアの原油生産が減少に転じた事は注目でしょう。更に、ロイターが11月30日に行った調査によると、11月のOPECによる原油生産が日量3311万バレルとなり、前月から日量16万バレル減少したことを発表しました。これまで増加を続けてきたOPEC加盟国による原油生産が、11月になって減少に転じた事は注目でしょう。これは、12月6日のOPEC総会での協調減産合意を意識した動きかもしれません。

英国最大の北海ハザード油田が、パイプライン腐食により停止し、修復作業が2週間ほどかかることも伝えられております。北海ハザード油田の生産能力は、日量15万バレルです。

オマーンのルムヒ・エネルギー相は2日、減産を巡ってOPEC加盟国内で見解が一致しているかとの質問に対して、「一致している」と述べました。これから6日のOPEC総会に向けてOPEC要人発言が増えそうです。サウジアラビアのムハンマド皇太子とロシアのプーチン大統領が1日に会談し、「OPECプラスの継続」で合意しましたので、他のOPEC加盟国からも減産に向けた積極的なコメントが増えそうです。

ポンペオ米国務長官は1日、イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を実施したことを明らかとし、「国連安保理決議に違反している」と述べました。これにより、米国が対イラン制裁の強化に動く可能性も高まりました。

トウモロコシ市場

12月3日

トウモロコシ市場

 シカゴ大豆の電子取引は、米中首脳会談の結果を受けて今朝から大幅高となり、シカゴコーンの電子取引も今朝から上昇しております。

1日に開催された米中首脳会談では、新たな関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意しました。それにより米国は、1月1日から実施予定だった2000憶ドル規模の中国製品に対する制裁関税を現行の10%から25%に引き上げることを見送りました。中国政府は、相当量の農産物やエネルギー、工業製品などを米国から輸入することで合意し、農産物の購入は直ちに行うことになりました。

中国が米国に対する報復関税として米国産大豆と一部の米国産トウモロコシ製品に対する報復関税を課したことで、米国産大豆がこれまで大きく下落してきました。しかし、今回の米中首会談で貿易戦争を悪化させないことで合意され、中国が米国の農産物の購入を直ちに開始することを発表したことで、今朝からシカゴ大豆の電子取引が大幅高となってきました。それにシカゴコーンの電子取引もつれ高となっております。

中国が米国に対する報復関税として「米国産大豆と一部の米国産トウモロコシ製品に対する報復関税」を課したことで、来年の米穀倉地帯では、「米国産大豆の作付面積が大幅に削減され、米国産トウモロコシの作付面性が大幅に拡大される」との観測がこれまで続いておりました。しかし、中国政府が米国産大豆の購入を開始したことで、来年の米国産トウモロコシの作付面積が増加する可能性も低くなりました。それによりシカゴコーンは、しばらく堅調地合いを続けそうです。

天然ゴム市場

12月3日

天然ゴム市場

 週明けの東京ゴムのRSS3とTSR20は、大きく上昇して始まっております。1日の米中首脳会談では、新たな関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意しました。これにより、中国商品先物市場の工業品銘柄は、しばらく堅調地合いを続けそうです。また、ロシアのプーチン大統領は1日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、OPEC加盟国と非加盟国で構成される「OPECプラス」の枠組みを2019年も継続することで合意しました。それにより、下落基調を続けてきた原油市場がしばらく堅調地合いを続ける可能性も高まってきましたので、原油高に触発されて工業品銘柄全体もしばらく堅調地合いを続ける可能性があります。

タイゴム委員会の天然ゴム価格テコ入れ策がタイ議会で。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください。

天然ゴム市場パート2

12月3日

天然ゴム市場パート2

東京ゴムTSR20における商社などの当業者のポジションは、新規上場時より売り越し枚数の増加を続け、11月20日時点で589枚の売り越しとなりました。しかし、11月29日時点で166枚の買い越しに転じました。一方、ファンドなど外国商品先物取引会社経由のポジションは、11月6日時点は239枚の売り越しでしたが、11月27日時点で572枚の売り越しとなり、11月29日時点で1010枚の売り越しとなりました。

 ここにきて「ファンドの大量売り対、商社の大量買い」という構図となり、ファンドを上回る売り大手となっていた商社などの当業者のポジションは、ここにきて一気に買い越しに転じました。しかも、東京ゴムTSR20が11月21日の安値から15円ほど上昇したことにより、安値で売りこんだファンドの大量売りが、値洗い的にかなり苦しくなってきたようです。ここは、商社など当業者のポジション急変に注目し、更に、今月開催される主生産国による。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください。


東京ゴムTSR20 におけるファンドや商社のポジション

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

詳細はこちら
重要事項
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*本ブログに掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください
最新記事