松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

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昨日の会員専用メールの一部を紹介します

12月17日

後場市況1

 NYダウの電子取引は、50ドル高付近で推移。ドル円は、本日11時ごろに1ドル=116円45銭付近まで下落し、現在は117円35銭付近で推移しており、30分ほど前から上げ足が速まってきた模様。NY金の電子取引は、今朝から小動きを続けていたが、先ほどから上げ始めました。NY原油の電子取引は、11時ごろから横ばいを続けていたが、この1時間半で70セントほど上昇。

 ロシアのルーブルは、寄付き直後に対ドルで7%安付近まで急落したが、現在は1%高付近で推移。今月8日から7営業日連続で急落しているだけに、ここで下げ止まるかが注目されるところでしょう。ルーブルが上昇に転じたことにより、マーケット全体がややリスクオンの流れとなってきた模様。

 17:00時点で東京金21円高、東京白金23円高、東京ガソリン650円高、東京ゴム0.5円高、東京とうもろこし280円高です。

 とうもろこしに関しては、中国農業省当局者から口頭で通知を受けた関係者らによると、中国農業省が米国の遺伝子組み換えトウモロコシの輸入解禁を認めたことが伝えられております。これまで中国は、米国から輸入されたとうもろこしに非認可とされている「MIR 162」が含まれていたとして、米国産遺伝子組み換えトウモロコシの輸入を拒否していました。米農務省の予測によると、2015年9月までの穀物年度の中国のトウモロコシ輸入は200万トンと、4年ぶりの低水準となる見込みです。しかし、遺伝子組み換えトウモロコシの輸入が解禁されれば2倍の400万トンに膨らむ可能性もあるだけに、とうもろこし市場にとってサプライズとなりそうです。
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海外市況「FOMCを終えて」

 NYダウが288ドル高の1万7356ドルとなり、1年ぶりの大幅高となりました。ドル円は、FOMC声明を受けて1ドル=117円付近から119円付近まで上昇。ドル高が進んだことでユーロドルが大幅安です。FOMC声明では、利上げ決定に対して「相当な期間」という文言が削除され、「辛抱強い」アプローチが必要との表現を採用しました。またイエレンFRB議長会見では、ロシアの経済危機に対して「われわれは貿易と金融関係の両方を通じた米国への潜在的な影響について議論したが、こうしたつながりは比較的小さい。米国の銀行が持つロシア居住者向けのエクスポージャーは自己資本との対比で非常に小さい。米国居住者のポートフォリオについては、ロシア関連の証券はあるものの、全体に占める割合は極めて小さい。」と述べたことから、米国株が上昇した模様。また、最近の原油暴落については、「負債を抱えた企業が原油相場の動向によって大きなダメージを受けるかどうかについてだが、金融システム全体としては借り入れの水準は危機前と比べてかなり低い。従って、負債を負った企業が原油価格の下落によって痛手を被ることは、重大な懸念事項ではない。」と述べたことから、原油暴落に圧迫され続けてきた米国株が大きく反発することとなった模様。

 昨日のロシア株価指数(ロシアRTS)は、寄付き直後に10%ほど急落しましたが、その後プラス転換となり、9%高付近まで急騰して取引を終えました。また、昨日のルーブルは、寄付き直後に対ドルで6%安付近まで急落しましたが、その後プラス転換となり、一時15%高付近まで暴騰し、5.5%高付近で取引を終えました。

 FOMC声明やイエレンFRB総裁会見により、原油安やロシア経済危機による米国経済への影響が軽微であることが示され、ロシアの株価指数やルーブル通貨が急反騰したことから、マーケット全体がリスクオンの流れへと変化しました。


NYダウの日足
NYダウの日足

ドル円の15分足
ドル円の15分足

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原油暴落に巻き込まれたロシア市場

 ロシアのルーブルが15日に対ドルで約10%下落し、翌16日にロシア中銀が主要政策金利を従来の10.5%から17%にまで引き上げたものの、約11%安となり、2日間で2割も下落しました。これをドル円に置き換えると、2日間で25円ほど円安が進んだことに相当します。そしてルーブルの急落よりロシア株価指数の急落のほうが悲惨な状況となっているようです。ロシアの代表的な株価指数であるロシアRTS指数は、先月24日に10万6000ポイント付近で推移していたが、昨日は一時5万5640ポイント付近まで急落し、3週間で半値にまで下落しました。特に昨日は、前日比26%安付近まで急落する場面もありました。株価指数が1日で26%急落したことを日経平均株価に例えると、1日で4400円ほど下落したことに相当することから、昨日のロシア株がいかに悲惨な急落となったかが伺えます。ロシアRTS指数は、先月27日にOPECが減産見送りを発表した直後から下げ足を早めました。原油暴落がロシアの株価指数やルーブル通貨を暴落させた模様。

 昨日のルーブルは、利上げ発表を受けて一時10%高付近まで急騰し、その後、16%ほど急落する場面もありました。また、昨日のロシアRTS指数は、一時26%ほど急落する場面もありましたが、11%安付近まで戻しております。OPECが減産見送りを発表して以来、原油価格の暴落を背景にルーブルやロシアRTS指数が下落を続けたが、今週になり一気に下げ足を早めております。特に昨日のルーブルとロシアRTS指数が激しい上下動を繰り返す展開となった事から、この安値圏での乱高下は、「陰極まった」といったところかもしれません。

 本日のルーブルやロシアRTS指数が落ち着きを取り戻すこととなれば、マーケット全体がリスクオンの流れに変化する可能性もあります。また、今夜のFOMCなども注目でしょう。5日発表の米雇用統計や11日発表の米小売売上高などが大方の予想を上回る良好な内容となったことから、今夜のFOMC声明やイエレンFRB総裁会見により改めて米国経済成長の堅調さが示される可能性があります。それによりマーケット全体が「リスクオンの流れ」へと変化すれば、原油やドル円などが上昇に転じる可能性もあります。

上海ゴム「上海ゴムが4日続伸している理由」

 10:15時点の上海ゴムは、2%高付近まで急騰しております。上海ゴムは、原油価格の暴落に反して先週末より4日続伸しております。特に昨日は、中国HSBC製造業PMIの予想以上の低下や原油暴落に反して上昇しており、中国の天然ゴム輸入関税の引き上げ発表に反応した模様。

 中国財政省は昨日、持続的かつ健全な経済成長につなげるために1月1日から一部の輸出入関税を変更することを発表しました。光通信機器や先進型製造設備、電気自動車用部品といった輸入品に対しては、最恵国待遇よりも低い暫定輸入税率を適用し、コモディティー関連では、エチレン、フェロニッケルと石炭製品の輸入税率を引き下げることを決定。しかし、なぜか天然ゴムに関しては輸入関税の引き上げを決定。詳しい引き上げ幅は、今月中に発表される模様。

中国の天然ゴムの輸入関税は現在、税率が20%で1トン当たり1200元(194ドル)を上限としております。16日のタイのオファー価格(キロあたり163セント)から中国の輸入採算価格を計算すると、1.63ドル×6.1935(ドル元換算)×1000キロ×1.2%(高率関税)+420元(輸入諸経費)=約1万2530元となります。現在の上海ゴム当月限は、輸入採算価格とほぼ同じ水準となっております。東京ゴム当月限が、輸入採算価格とされる水準を15円ほど下回っているものの、上海ゴム当月限は、輸入採算価格とされる水準が下値抵抗となっていることは注目でしょう。しかし、年明けから輸入関税が引き上げられることにより、自動的に輸入採算価格が引き上げられることとなります。

ここで注目は、タイのRSS3号オファー価格やRSS3号現物価格などが上昇を続けていることでしょう。タイ・ハジャイのRSS3号は、12月4日から7営業日連続上昇、タイのRSS3号オファー価格は、8日から6営業日連続上昇です。産地現物価格が連日の上昇を続けていることにより、中国の天然ゴム輸入採算価格が連日の上昇となり、上海ゴムの底上げ要因となっているようです。上海ゴムは、連日の輸入採算価格の上昇に加えて、輸入関税が引き上げられることが決定したことにより、昨日より上げ足を速めてきた模様。そして、原油価格が暴落を続ける中でも、産地現物価格が10日ほど前から上昇を続けていることは注目でしょう。

海外市況

昨夜の米国市場は、全体的に急騰と急落を繰り返す波乱相場となりました。NYダウは111ドル安の1万7068ドル。ユーロ圏株(ストック50)は2.25%高。現在のドル円は、昨日15時半比50銭円高の1ドル=116円75銭付近で推移。

NYダウの電子取引は、昨日19時ごろから220ドルほど下落→390ドルほど上昇→370ドルほど下落となった。ドル円は、昨日17時ごろから1.8円ほど下落→2.1円ほど上昇→1.5円ほど下落となった。NY原油の電子取引は、昨日16時ごろから2ドルほど下落→3.5ドルほど上昇→1.8ドルほど下落となった。NY金の電子取引は、昨日20時ごろから24ドルほど上昇→36ドルほど下落→12ドルほど上昇となった。

昨日のマーケット全体の波乱要因は、原油市場とロシアのルーブル通貨が乱高下したことが引き金となった模様。ルーブルは、15日に対ドルで約10%の急落となり、1998年のロシア通貨危機以来の下げ幅を記録しました。事態を重く見たロシア中銀は、翌16日に、主要政策金利を従来の10.5%から17%にまで引き上げました。それによりルーブルが対ドルで一時10%高付近まで上昇したものの、その後、一時16%安付近まで急落し、11%安で取引を終えました。対ドルでルーブルが「2日間で21%の急落」となりましたが、これをドル円に置き換えると、ドル円が2日間で25円も円安に進んだことに匹敵するだけに、数日間のルーブル急落により起こった1998年のロシア通貨危機を彷彿させた模様。

1997年から1998年にかけて新興国通貨危機が起こりました。1997年7月にタイのバーツが急落し、その後、新興国通貨が次々と急落。そしてロシアのルーブルが急落し、1998年8月にロシアがデフォルトに追い込まれ、預金閉鎖となりました。今回も、ロシア・ルーブル、ブラジル・レアル、メキシコ・ペソ、トルコ・リラ、南アフリカ・ランド、インドネシア・ルピアなどが大きく下落しております。ブラジル・レアルは昨日、10年ぶりの安値を記録しました。1997~1998年の新興国通過危機と違う点は、今回は、原油価格の急落が主な原因となっているということでしょうか。

原油価格の急落が米国株を急落させ、新興国通過も急落させております。原油価格の急落がマーケット全体へ大きな影響を与えております。NY原油は、6月の107ドル付近から昨日の54ドル付近まで53ドルほど下落しました。原油価格が半年間で半値にまで急落したことにより、マーケット全体が影響を受けております。しかし、昨日の米国市場では、米国株が驚くほど大きな上下動を繰り返し、ドル円やNY原油やNY金も大きな上下動を繰り返すほどマーケットが波乱相場となりました。天井圏で高値波乱となれば、天井形成となるケースが多いだけに、安値圏で原油価格が上下波乱となったことから、「底値形成」となる可能性もあるでしょう。


ドル円の15分足
ドル円の15分足

東京金の15分足
東京金の15分足

東京ガソリンの15分足
東京ガソリンの15分足

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