松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

後場市況2

NY原油の電子取引が16時ごろから1ドル50セントほど急落し、ドル円が17時ごろから1円ほど急落しました。原油の急落から一歩遅れてドル円が追随した模様。原油安により、リスクヘッジの円買いが再び活性化したようです。ユーロ圏市場のオープニングと同時にNY原油やブレント原油が急落しました。昨日のユーロ圏株(ユーロストック50)が2.7%安となり、6営業日での急落により年初からの上げ幅をすべて吐き出しただけに、本日のユーロ圏市場でもリスクオフの流れが継続された模様。

ユーロストック50は、取引開始後1時間で2980ポイント付近から2930ポイント付近まで急落したが、この20分間で2980ポイント付近まで急上昇してきたことから、ここからNY原油の電子取引やドル円が上昇に転じる可能性が出てきました。

18:20時点で東京金33円安、東京白金35円安、東京ガソリン1620円安です。

ゴム市況パート3「東京ゴムが輸入採算価格を15円ほど割り込む」

 タイのRSS3号オファー価格(船積み価格)は、12月4日にキロあたり152セントにまで下落したが、本日は163セントにまで上昇しております。オファー価格の輸入諸経費をキロあたり5円で計算すると、1.63ドル×117円40銭+5円=約196円30銭となります。産地現物価格であれば、輸入諸経費をキロあたり8円程度で計算するが、オファー価格は「船積み価格」ですから、キロあたり5円程度が妥当かと思われます。現在の東京ゴムの当月限が181.5円付近で推移していることから、タイのオファー価格から算出した輸入採算価格より東京ゴム当月限が15円ほど大幅割安換算となっているようです。東京ゴムの2番限でさえ、輸入採算価格を7円ほど割り込んでいる計算です。

タイのRSS3号オファー価格は、今月4日の安値から7%ほど上昇しております。また、タイ・ハジャイのRSS3号現物価格は、今月3日の安値から18%ほど上昇しております。産地価格が今月3~4日付近で5年ぶりの安値を記録したが、その後上昇を続けていることを、いつまでも東京ゴムが無視し続けることは出来ないのではないでしょうか。

ゴム市場パート2

 上海ゴムは、11:00ごろに1%安付近まで下落したが、その後、じり高を続け、引け際にプラス転換となり、0.5%高にまで上昇して取引を終えました。10:45に発表された中国HSBC製造業PMI(12月)速報値が49.5ポイントとなり、市場予想平均を下回ると共に景気分岐点とされる50ポイントを7ヶ月ぶりに割り込んだものの、その発表直後から上海ゴムがじり高を続けたことは注目でしょう。しかも、上海期貨交易所銘柄が全面安となる中で、上海ゴムだけがプラス転換して上昇していることも注目でしょう。

 上海ゴムは、上海期貨交易所銘柄で最も値動きが大きく投機的とされている銘柄ですが、本日の値動きには驚かされました。製造業PMIの悪化や上海期貨交易所銘柄の全面安、そして原油価格の暴落でも上海ゴムが上昇に転じたことは、「よほど地合いが強まってきた」と見るべきかもしれません。中国政府が12万8500トンの政府備蓄を購入することが先週末に伝えられ、上海ゴムが先週末より3営業日連続上昇となっているようです。

 タイのRSS3号現物価格は、本日で7営業日連続上昇となりました。タイの現物価格が上昇に転じた原因は、先週の天然ゴム生産者によるデモと、タイ政府の対応が原因と思われます。タイでは、先週9日に天然ゴム農家によるデモが発生しました。天然ゴム農家は、ゴムシート(RSS)をキロあたり80バーツにまで引き上げることをタイ政府に要求し、要求が聞き入れられなければ、更なる大規模デモを実施することをタイ政府に通達しました。事態を重く見たタイの農業副大臣は、産地現物価格を引き上げるための4つの短期的処置を先週9日に発表しました。タイ政府は、先週11日の閣議にてタイゴム局(RAOT)の設立を承認。RAOTの役割は、天然ゴム価格の安定や天然ゴム産業の監視を進めることを目標としております。今週になると、タイ農務次官から、「タイ政府が60億バーツ(約220億円)規模での政府備蓄を開始」との事が伝えられました。それによると、先週は1日あたり1000トンの政府備蓄購入をしたが、15日から1日当たり3000トンの政府備蓄購入を実施するということです。タイでの天然ゴム市場を取り巻く環境が先週より急変しております。それに上海ゴムが反応し、先週末より3営業日連続上昇となっている模様。


上海ゴムの日足
上海ゴム

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金市場

 東京金の日中取引は、136円安の4506円で取引を終えました。本日の東京金は、円高とNY金下落のダブルパンチとなりました。

NY金の電子取引は、昨夜1時半頃に1218ドル付近まで上昇したが、6時ごろに1191ドル付近まで急落し、現在は1197ドル付近で推移しております。ユーロドルが週明けから小動きを続けていることから、ドルの代替銘柄として売られたわけではなさそうです。また、昨夜のNYダウが下落したがNY金も下落していることから、リスクヘッジ銘柄として売られたわけでもなさそうです。そうすると今朝NY金は、「原油価格の続落によるインフレ期待の後退」から売られたと考えるべきかもしれません。

ドル円は、今朝7時頃の1ドル=117円90銭付近から、15時頃に117円20銭にまで下落。昨日15時半比1円35銭の円高となったことが、東京金を圧迫したようです。

ロシア政府は本日、主要政策金利を従来の10.5%から17%にまで引き上げました。昨日のルーブルは、対ドルで約10%下落し、16年ぶりの下げ幅を記録しました。ロシア中銀が大幅利上げに踏み切った理由は、ロシアの主要輸出品である原油の連日の下落による投機的なルーブル通貨売りを食い止めるためと見られております。ここに来て資源国通貨売りが加速しており、特にルーブルが投機筋の標的とされているようです。原油暴落の影響で資源国通貨が下落しており、金相場も原油の暴落の影響を受けております。また、最近の米国株も原油暴落の影響を受けております。原油暴落がマーケット全体に爪あとを残しているだけに、東京金にとっても今後の原油市場から目がはなせないというところでしょうか。



東京金の15分足
東京金15分足

ドル円の15分足
ドル円15分足

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ゴム市場「東京ゴムが1~3月に286円の可能性」

 タイ農務次官によると、タイ政府が60億バーツ(約213億円)規模での政府備蓄を開始したことが伝えられております。それによると、先週は1日あたり1000トンの政府備蓄購入をしたが、15日から1日当たり3000トンの政府備蓄購入を実施するということです。今回の介入予算は60億バーツ(約213億円)と報告されております。。。。。。。。この内容の続きは会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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東京ゴムの週足

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後場市況1

 NYダウの電子取引は、50ドル高付近で小動きです。日経平均は378円安の1万6720円付近で推移。ドル円は、10時半頃から55銭ほど円高が進み、1ドル=117円35銭付近で推移。中国HSBC製造業PMI(12月)速報値が市場予想平均の49.8ポイントに対して49.5ポイントとなり、前月の50ポイントを下回りました。中国経済指標の悪化を受けてリスクヘッジとして日本円が買われた模様。NY金やNY原油の電子取引は、今朝から小動きです。NYダウの電子取引が中国経済指標の悪化に対してほとんど反応しない理由は、「NYダウにとって経済指標より原油動向」といったところでしょうか。

 上海総合株価指数は0.7%高付近で推移し、やや堅調です。上海非鉄金属銘柄は、上海銅が1.5%安となるなど全面安となっております。上海期貨交易所銘柄が全面安となっているものの、同取引所銘柄で最も値動きが大きい傾向のある上海ゴムが0.5%安程度の小動きで推移していることは印象的です。

 13:10時点で東京金129円安、東京白金92円安、東京ガソリン2200円安、東京ゴム2.1円安、東京とうもろこし480円安です。ドル円が昨日15時半比で1円25銭の円高となっており、国内商品先物銘柄を圧迫しております。

 中国HSBC製造業PMI(12月)速報値は、7ヶ月ぶりに景気分岐点とされる50ポイントを割り込みました。同指数は、過去3年間で半分以上が50ポイントを割り込んでおり、50ポイント割れにそれほど新鮮味が感じられないのかもしれません。


中国HSBC製造業PMI
中国HSBC製造業指数

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