松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

前場市況1


 NYダウの電子取引は10ドル高付近で小動きです。ドル円は、5時半頃に1ドル=117円58銭にまで下落し、現在は117円70銭付近で推移。NY原油の電子取引は、今朝5時半頃に55.4ドル付近まで下落し、現在は56ドル付近で推移。9:45時点で東京金115円安、東京白金86円安、東京ガソリン1700円安、東京ゴム1.3円安、東京とうもろこし360円安。

リビア政府は、シドラ港とラアス・ラーヌーフ港の2つの石油港制圧のために向かっていた反政府派に対して空爆。今も戦闘が続いている模様。それにより同国の原油輸出能力の約半分に当たる輸出が滞りました。この2港は、1年の閉鎖を経て今夏に再開したばかりであり、リビアからの輸出増加が最近の原油安の一因にもなっていただけに、昨日のNY原油の電子取引も朝9時ごろから2.4ドルほど上昇したが、その後、アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー相発言により原油価格が下落し、安値更新となりました。リビアの暁部隊と名乗る反政府派は昨日、シドラ港を制圧したことを発表しており、反政府派の石油資源を狙った動きが活発化してきた模様。普通であれば、これだけの強材料が投入されると、原油価格が暴騰してもおかしくはないのですが、それより「OPEC要人発言」が重視されているというところでしょうか。ここに来て米国株の下落を中心としてマーケット全体がリスクオフの流れとなっていることから、そうした「リスクオフの流れ」では、弱材料ばかり注目されることも仕方がないのかもしれません。

明日は、FOMC声明やイエレンFRB総裁会見が控えております。5日発表の米雇用統計や11日発表の米小売売上高などが大方の予想を上回る良好な内容となったことから、FOMC声明やイエレンFRB総裁会見により改めて米国経済成長の堅調さが示される可能性があります。それによりマーケット全体が「リスクオンの流れ」へと変化すれば、今度は強材料への注目が高まる可能性があります。そうなれば原油市場の急反騰に転じる可能性もあります。そしてリスクオフの流れに変化すれば、円売り圧力が高まる可能性もあります。


NYダウの日足
NYダウの日足

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海外市況

 NYダウは、100ドル安の1万7180ドル。NYダウの終値ベースでは、6営業日で780ドルほど下落。ユーロ圏株(ユーロストック50)が2.7%安となり、この6営業日での急落により年初からの上げ幅をすべて吐き出したことになります。ファロス・トレーディングのマネジングディレクターは「原油相場が材料になっているのは間違いない。株式相場は当初上げたが、原油が下げるとそれに追随した。ドルもそうだ」と述べており、原油価格の続落により欧米の株価が下落した模様。

NY原油の電子取引は、ナイジェリア石油労組のストが始まったことやリビアの情勢不安を材料に昨日18時頃に59ドル付近まで上昇。しかし、アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー相が「原油価格が1バレル=40ドルに下げても、OPECは減産を見送るだろうと」との発言を手がかりに21時ごろから下落に転じ、今朝5時半頃に55.4ドル付近まで急落し、現在は56ドル付近で推移。ブレント原油も昨日18時ごろに63.4ドル付近まで上昇したが、今朝5時半後ごろに60.4ドル付近まで下落。

ノースダコタ州バッケンシェール層地域の原油の井戸元価格が11月28日に1バレル当たり49.69ドルの安値を記録したが、そのときのNY原油が64ドル付近まで下落しておりました。しかし、ここに来てNY原油が55ドル付近まで下落しており、一部のシェールオイル油田の井戸元価格は、40ドル前半まで下落している模様。これでは、米シェールオイルの大半が採算コスト割れとなります。米シェールオイル生産は、すでに米国石油生産の4割を占めており、コスト面からも今回の原油の続落が行き過ぎとの意見も多いようです。しかし、「行き過ぎも相場」ということでしょうか。

NY金は、原油価格の続落によりインフレ期待が後退したことに圧迫されて続落。外国為替市場では、リスクヘッジの円買いが進みました。


NY原油の日足
NY原油の日足

ブレント原油の日足
ブレント原油の日足

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原油市場パート2

 NY原油の電子取引は、今朝8時ごろに56.5ドル付近まで下落したが、現在は58.6ドル付近で推移しております。リビア情勢の悪化に原油市場が反応している模様。

 リビアの暁部隊と呼ばれる反政府勢力がシドラ港とラアス・ラーヌーフ港の2つの石油関係の港制圧のために向かっていたことから、リビア軍がそれらに空爆を実施した模様。リビア政府は、「反政府勢力への攻撃は、彼らのテロ活動の資金調達のための石油資源奪取である」と表明しております。リビア軍は、シルトとザッワラの反政府勢力への攻撃も行った模様。暁部隊と呼ばれる反政府勢力は、5つの石油港を含む石油地帯の制圧を目指しているとも伝えられており、再びリビア情勢が緊張してきた模様。リビア政府と反政府勢力との戦闘が激化してきたことにより、リビアからの石油輸出低下が懸念されるところかもしれません。

 最近の原油市場は、度重なる石油需要見通しの下方修正や多くのOPEC高官発言などにより大幅下落を続けてきたが、久々に強材料が出現してきたことにより、急反発に警戒するところかもしれません。特にブレント原油は、この半年間で117ドル付近から60ドル付近まで57ドルほど大幅下落してきただけに、急反発への警戒が必要ではないでしょうか。


ブレント原油の週足
ブレント原油の週足

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ゴム市場パート2

12月15日

ゴム市場パート2

 タイの現物価格(ハジャイのRSS3号)は、12月3日にキロあたり43.3バーツにまで下落して5年ぶりの安値を記録しました。しかし、翌4日から6営業日連続上昇となり、本日は50バーツ付近で推移。産地現物価格が6営業日で15%も上昇したことは注目でしょう。仮に東京ゴムが200円から15%上昇すれば、30円上昇する計算となる事から、産地価格の6営業日続伸がどれだけ大きな上昇となったかが伺えるのではないでしょうか。

 産地現物価格が連騰を続ける原因は、タイ政府が備蓄在庫積み上げに動いた事や、タイゴム局(RATO)の設立などが影響しており、3カ国協議が迫ってきたことも影響している模様。そして中国がタイの天然ゴムに対して先月(20万8000トン)と先々月(20万トン)にまとまった買い付け契約を行ったことや、中国政府が備蓄在庫積み上げに動いたことなども影響しているようです。原油価格が下落を続ける中でも、タイの天然ゴム現物価格が連騰していることは注目ではないでしょうか。

後場市況1

 NY原油の電子取引が今朝8時半頃に56.5ドル付近まで下落したが、12時ごろに59ドル付近まで急騰し、現在は58.6ドル付近で推移。NYダウの電子取引も今朝8時ごろに先週末比100ドル安付近まで下落したが、現在は先週末と変らない水準まで戻しております。ドル円も8時半頃に1ドル=117.8円付近まで下落し、現在は118.7円付近で推移。

 12:50時点で東京金27円安、東京白金59円安、東京ガソリン1040円安、東京とうもろこし410円高です。本日は、東京ゴムと東京とうもろこしがサーキット・ブレーカーを交えて急騰しております。東京ゴムは、一時8.7円高にまで上昇する場面もありました。東京ガソリンは、寄付き直後に一時2740円安にまで下落する場面もありました。

 今朝からNY原油の電子取引が急落するとマーケット全体がリスクオフの流れとなり、その後、NY原油の電子取引が上昇することでマーケット全体がリスクオンの流れとなったように感じられます。





東京ゴムの30分足
東京ゴム30分足

東京とうもろこしの30分足
東京とうもろこし30分足

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ゴム市場「タイと中国が政府備蓄積み上げ開始」

 上海ゴムが2.5%高付近で推移し、東京ゴムがサーキット・ブレーカーを交えて急騰しております。タイと中国の政府備蓄積み上げ開始に反応した模様。

中国政府が12万8500トンの政府備蓄を購入することが先週末に伝えられ、上海ゴムが先週末より2連騰している模様。中国工業報告によると、中国国家備蓄局が政府天然ゴム備蓄積み上げのために12月9日に大手輸入業者3社と会合したことが伝えられております。

国際天然ゴム公社の理事長によれば、市場価格安定のために近々3カ国協議が開催される予定であることが伝わっております。先月の3カ国協議で輸出削減策が合意されていることから、輸出削減策の開始時期と規模が話し合われる模様。

タイ農務次官によると、タイ政府が60億バーツ(約220億円)規模での政府備蓄を開始したことが伝えられております。それによると、先週は1日あたり1000トンの政府備蓄購入をしたが、15日から1日当たり3000トンの政府備蓄購入を実施するということです 。。。。。。。。この内容の続きは会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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東京ゴムの15分足
東京ゴム15分足

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みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

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