松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

ゴム市場パート2「上海非鉄金属銘柄が3連騰」

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8月12日

ゴム市場パート2「上海非鉄金属銘柄が3連騰」

本日の東京ゴムは、10時半頃に191.7円まで下落し、2日前に記録した8ヶ月ぶりの安値(191.1円)に迫る場面もありました。一方、上海ゴムは、今朝一時2.6%安付近まで急落しましたが、14時ごろから上昇に転じ、後場の引け際でプラス転換となり、0.1%高で取引を終えました。本日は、上海非鉄金属銘柄の多くが昼頃からプラス転換となり、後場の引け際30分間で急騰しました。出来高的に上海非鉄金属銘柄の中心的存在でもある上海銅は、先週末(7日)に6年半ぶりの安値を記録しましたが、週明けから3連騰となり、テクニカルが一気に強気に傾きました。上海非鉄金属銘柄で2番目に出来高の多い上海亜鉛も先週末(7日)に2年ぶりの安値を記録しましたが、週明けから3連騰となり、こちらもテクニカルが一気に強気に傾きました。上海アルミや上海鉛も週明けから3連騰となり、テクニカルが一気に強気に傾きました。これにより、明日からの上海非鉄金属銘柄がより強含みで推移することも予想されます。また、長年下落基調を続けた上海非鉄金属市場が、「中国による2日連続での人民元の引き下げ」により上昇基調に転じた可能性も出てきました。

人民元の引き下げにより人民元安が続き、中国の輸出競争力が高まる反面、中国の輸入が減少するとの思惑が商品市場の昨日からの圧迫要因となっているようです。しかし、これには少し勘違いしている部分もあるようです。人民元安が進んで中国の輸出競争力が高まると共に輸出量が増加すると、当然ですが輸出製品の原材料を中国がこれまで以上に買い付けることになります。たとえば、中国の電化製品の輸出量が増加すると、その原材料となる鉄や銅などの原材料を中国がこれまで以上に買い付けることになります。中国のタイヤ輸出が増加すれば、その原材料となる天然ゴムの買い付けを増加させることになります。ですから、非鉄金属や天然ゴムなどの「工業製品の原材料」となる中国関連銘柄に関しては、中国人民銀行が明確な人民元安誘導を示してきたこと自体が「買いのサイン」と受け止める必要もありそうです。昨日の人民元引き下げは、前日中心レートから1.9%引き下げ、20年ぶりの大幅引き下げとなったことで話題となりました。しかも2日間で計3.5%も人民元レートの引き下げを実施したのですから、中国の自国通貨安誘導への本気度が伺えます。それにより今後の中国の輸出量増加が予想され、中国は、非鉄金属や天然ゴムの買い付けをこれまで以上に増加させることも予想されます。

本日の上海非鉄金属銘柄が全面高となったことにより、今朝急落した上海ゴムも安値から大きく戻してプラス転換して取引を終えました。上海ゴムが上場されている上海期貨交易所の銘柄の大半が非鉄金属銘柄であることに加え、非鉄金属も天然ゴムも同じ「工業製品の原材料」であることにより、上海ゴムは、上海非鉄金属銘柄の値動きの影響を大きく受けます。また、中国の非鉄金属や天然ゴムの消費量が世界最大であることから、共に「中国関連銘柄」として、非鉄金属銘柄と上海ゴムが同じような値動きとなる傾向もあるようです。

本日の東京ゴムの日中取引が下落したものの、それでも東京ゴムの取引終了後から上海ゴムが更に上昇してプラス転換となったことから、本日の東京ゴムの日中取引は、「買いの急所」となった可能性も高そうです。そして、上海非鉄金属銘柄の多くが週明けから3連騰となってテクニカルが一気に強気に傾いたことにより、上海ゴムの今後の方向性も決定したのかもしれません。天然ゴムの相場を分析する上で、いかに非鉄金属市場の分析が重要かを考える必要もありそうです。


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中国人民元の引き下げと商品市場

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8月12日

中国人民元の引き下げと商品市場

人民元の引き下げにより人民元安が続き、中国の輸出競争力が高まる反面、中国の輸入が減少するとの思惑が商品市場の昨日からの圧迫要因となっているようです。しかし、これには少し勘違いしている部分もあるようです。人民元安が続けば、中国国内での海外ブランド品などの売り上げが減少することは考えられます。しかし、人民元安が進んで中国の輸出競争力が高まると共に輸出量が増加すると、当然ですが輸出製品の原材料を中国がこれまで以上に買い付けることになります。たとえば、中国の電化製品の輸出量が増加すると、その原材料となる鉄や銅などの原材料を中国がこれまで以上に買い付けることになります。中国のタイヤ輸出が増加すれば、その原材料となる天然ゴムの買い付けを増加させることになります。ですから、非鉄金属や天然ゴムなどの「工業製品の原材料」となる中国関連銘柄に関しては、中国人民銀行が明確な人民元安誘導を示してきたこと自体が「買いのサイン」と受け止める必要もあるのかもしれません。特に昨日の人民元引き下げは、前日中心レートから1.9%引き下げ、20年ぶりの大幅引き下げとなったことで話題となりました。しかも2日間で計3.5%も人民元レートの引き下げを実施したのですから、中国の自国通貨安誘導への本気度が伺えます。今後の中国の輸出量増加が予想されることから、中国による輸出製品の原材料の大量買付けも予想されます。それにより、工業製品の原材料で特に中国の輸入量の多いとされる非鉄金属や天然ゴム、白金などの中国関連銘柄への強気な見方も一考ではないでしょうか。

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海外市況

 昨夜のNYダウは、中国の人民元切り下げを嫌気して212ドル安となり、前日の上げ幅(241ドル高)を吐き出す格好となりました。中国人民銀行は11日、人民元の中心レートを1.9%引き下げ、1日の引き下げ幅としては20年ぶりの大きさとなりました。それにより人民元安が進むと、中国の輸出競争力が高まる反面、元安による中国の輸入量が減少するとの観測から、米輸出関連銘柄が下落し、昨夜のNYダウの大幅安に繋がりました。中国は、米国最大の貿易相手国であることから、米輸出関連銘柄が敏感に反応したようです。また、元安による中国の輸入量減少懸念が昨夜の商品市場の圧迫要因ともなりました。

 中国の貿易統計で輸出減少が指摘された直後であったことから、中国人民銀行が即座に輸出建て直しの為に人民元切り下げに動いた反応の速さは好感が持てます。しかし、一気に中心レートから1.9%引き下げ、20年ぶりの大幅引き下げとなったことで、米輸出関連銘柄や商品市場全般がややリスクオフと捕らえたのかもしれません。日本や米国でも、経済成長を支えるためにこれまで利下げによる自国通貨安を推し進めてきたことを考えると、経済成長の鈍化が目立ち始めた中国経済にとっていいタイミングでの人民元切り下げであったのかもしれません。こうした中国の景気建て直しのための積極姿勢は好感が持てます。

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