松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

海外市況

 昨夜のNYダウは、冴えない決算発表や大荒れした通貨市場の影響を受けて106ドル安の1万7320ドルとなり、5日続落となりました。そうした米国株の続落や通貨市場の大荒れからリスクオフの流れとなり、リスクヘッジとして日本円やNY金が買われました。

 インド中銀とスイス中銀が利下げを発表し、スイス中銀が対ユーロでの上限撤廃を発表しました。これを受けて通貨市場が大荒れとなり、スイス・フランが対ドルで一時27%急伸する場面もありました。スイス中銀は、スイス・フラン高を阻止するために3年前に導入したフランの対ユーロ相場の上限を撤廃すると発表し、マイナス金利を更に引き下げました。また、インド政府が1年8ヶ月ぶりに利下げに踏み切ったインパクトも大きかった模様。

 NY金の電子取引は、昨日18時半頃からの1時間半で34ドルほど上昇しました。ドル高が進んだものの、米国株の続落や通貨市場が大荒れしたインパクトが大きかった模様。

 NY原油の電子取引は、昨日20時ごろからの3時間で51.2ドルまで4ドルほど急騰したものの、その後急落し、現在は46ドル付近で推移。株安やOPEC加盟国12カ国が生産する原油の需要見通しに圧迫された模様。



ドル円の15分足
ドル円の15分足

東京金の15分足
東京金の15分足

東京ガソリンの15分足
東京ガソリンの15分足

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ゴム市場「タイ政府の新たな目標は65バーツ」

1月15日

ゴム市場「タイ政府の新たな目標は65バーツ」

東京ゴムは、1月6日に215.5円まで上昇したものの、14日に194.3円まで下落し、高値から20円ほどの急落となりました。それでもタイの現物価格が昨年12月初めより上昇を続けており、その間に下落に転じた日が1日もないことは注目でしょう。特に14日の東京ゴムがサーキット・ブレーカーを交えて大幅下落となったものの、同日のタイの現物価格が上昇したことは驚かされました。

この1ヵ月半でタイの現物価格(ハジャイのRSS3号)が62バーツ付近まで44%ほどの大幅上昇を記録しており、その間に下落に転じた日が1日もありません。それに対して東京ゴムは、現在値と1ヵ月半前の水準がほぼ同水準です。現在のドル円は、1ヵ月半前とほぼ同水準です。産地現物市場と東京ゴム市場との差は、「現物市場と先物市場との差」ということでしょうか。原油の暴落が続いたことにより、東京ゴム市場で原油暴落による思惑が先行したということかもしれません。タイの現物価格(ハジャイのRSS3号)を円換算すると、62.7バーツ×3.5972円=約225.5円換算となります。

タイの農業副大臣は、「2ヶ月以内にキロあたりRSSで65バーツを目指す」という新たな政府目標を発表しました。これまでタイ政府は、昨年10月に「2ヶ月以内にRSSで60バーツを目指す」という政府目標を発表した経緯があります。それによりタイ政府が政府備蓄積み上げを開始し、農家からキロ=60バーツで現物を買い上げる動きを続けました。そしてタイの現物価格(ハジャイのRSS3号)が昨年末に60バーツを突破し、タイ政府の政府目標通りの展開となりました。その後も価格が上昇を続け、タイのハジャイとスラスタのRSS3号現物が1月15日時点で62.7バーツまで上昇しております。タイ政府が新たな政府方針を発表したことにより、タイ政府による現物買い上げ価格が60バーツから65バーツにまで引き上げられる可能性が高まっております。

タイの現物価格が65バーツにまで上昇すれば、65バーツ×3.5972円=約234円換算となり、それに輸入諸経費としてキロあたり8円を加えると、輸入採算価格が241円まで上昇する計算です。それに対して東京ゴムが200円を割り込んで大幅割安換算となっていることから、原油価格が上昇に転じると、東京ゴムが産地現物価格に近づくと考えるべきかもしれません。

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原油市場パート3「中東の地政学的リスク」

昨日製作した過去記事の一部を紹介します。

1月14日

原油市場パート3「中東の地政学的リスク」

先週末のフランスの風刺画会社狙撃事件により、表現の自由を訴えるデモがフランス全土に広がり、デモに参加した人数が370万人となり、フランスでは戦後最大規模のデモになりました。また、デモに50カ国の首脳が参加し、イスラム過激派に対する敵対心が高まりました。そうした影響が13日のフランス閣議に反映された模様。13日のフランス閣議では、対イスラム国空爆作戦に参加を継続するか否かの投票が行われ、賛成488票、反対1、棄権13票の圧倒的多数で、作戦継続が可決されました。その閣議決定を受けて、対イスラム国空爆作戦に参加する為にフランスの航空母艦シャルルドゴール及びその随伴艦隊が13日、トウーロン港を出港してペルシャ湾に向かったことが報告されております。いよいよ「モスル奪還作戦」が近づいてきたようです。

昨年9月11日にヨルダン、エジプト、トルコ、サウジアラビア、UAE、オマーン、クウェート、バーレーン、カタールの外相が米ケリー国務長官と会談し、アメリカの軍事作戦に協力することを約束しました。それにより米国による空爆の支援を受けてイラクやクルド人部隊、サウジアラビア、ヨルダン、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタールなどがイラクやシリア領内のイスラム国勢力打倒に動いております。そしてイスラム国の本拠地とされているイラク第2の都市であるモスルの近くにまで反イスラム国勢力が迫っており、モスル包囲網が完成されつつあるようです。

イラク内務省によれば、イスラム国は「モスル奪還作戦」が近いという情報に基づき、戦力をモスク(イスラム教の礼拝堂)内や空き家などに移動させていることが伝えられております。すでにイラクとシリア領内のイスラム国に制圧された地域がイギリス国土の面積を上回っているとも伝えられており、「モスル奪還作戦」により、一般市民への被害が甚大となり、戦争の長期化も指摘されております。「モスル奪還作戦」が始まれば、イラクとシリアの広範囲で激しい戦闘が予想されることから、中東の地政学的リスクに原油価格が反応する可能性もあります。


今週末(17日・東京)のセミナー紹介「原油市場の動向を詳しく分析します」

サンワード貿易株式会社

※お客様の個人情報は、弊社サンワード貿易(株)の業務における調査、情報提供、ご案内に利用し、弊社のプライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱いいたします。※本セミナーは弊社が扱う商品先物取引及び取引所為替証拠金取引(くりっく365)の情報提供、勧誘を目的として開催しております。※本セミナーは途中退室自由です。※商品先物取引及び取引所為替証拠金取引(くりっく365)は相場変動等により元本を上回る損失が生じるおそれがあります。※本セミナーは、相場の動向や売買による利益を示唆または保証するものではありません。投資に関しての最終判断はあくまでもご自身でご決定ください。

今回講師にお招きするのは…

三菱商事在籍時には世界最大の
プラチナトレーダーと言われた近藤雅世氏

独自の情報源と分析力に定評のある近藤氏は
2015年の相場をどう読み解くのでしょうか

そして、サンワード貿易専属アナリストであり、
有名ブログ『北浜の虎』の執筆者として
商品業界に名を馳せた松永英嗣による
最新の市況情報もお届けいたします!

2015年の注目銘柄は?
安値更新を続ける原油なのか?
供給不足が明らかな白金なのか?
はたまたやはり、金が主役の座を譲らないのか?

このセミナーに参加をすれば、
2015年の商品相場の行方が読めるチャンス!
近藤氏と松永によるトークバトルもお見逃しなく!

株、為替、商品相場以外の質問も受付けます。

来場者特典として金貨の当たるイベントもご用意しています。

お気軽にご参加下さい♪
~ご来場お待ちしています!~

セミナーに参加する
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講師プロフィール

【近藤 雅世(こんどう まさよ)氏】
株式会社コモディティーインテリジェンス代表取締役。
三菱商事で主に貴金属分野に従事し、
日本初の商品ファンド立ち上げに携わる。
6年間香港に駐在し、プラチナで世界最大のトレーダーだった経歴を持つ。
テレビ、ラジオへの出演、ブログ、市況情報の配信などWEB上での活動、
講演会、勉強会の開催など多数。

☆著書紹介☆
『商品先物取引 基礎知識と儲けの方法』すばる舎
『商品先物取引 現状分析と未来予測』すばる舎
『元金30面円から始める商品先物取引ネット取引入門』実業之日本社
☆出演番組商会☆
日経CNBCテレビ『デリバティブマーケット』
ラジオ日経『マーケット・トレンド』
☆執筆誌商会☆
日本経済新聞・日経ヴェリタス・ダイヤモンドザイ・SPA、他多数

松永英嗣プロフィール 【松永 英嗣(まつなが ひでし)】
サンワード貿易(株)のアナリスト兼ストラテジスト
1965年大阪生まれ。業界歴25年。

業界3年目にして歩合外務員として独立、穀物相場を中心に手掛ける。
法人部時代にはガソリン・ゴムなど工業品銘柄を中心として、
商社・当業者・投機筋などへ深く関わり特殊知識を深める。
先物業界紙・貿日新聞の「天地人のコラム」を5年ほど連載。
10年前にブログ「北浜の虎」を立ち上げ、
現在はブログ名を「松永総研」に改名。
実に15年間、日々相場の最新情報を配信し続けている。

日時・会場
日時:2015/1/17(土)
13:30開場 14:00開演 16:30終了予定
会場:新宿住友スカイルーム Room2
東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル47F [地図]
定員50名
参加費用無料
主催サンワード貿易株式会社
協賛 ㈱東京商品取引所

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以上の点をご了承の上、ご利用ください
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