松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

ゴム市場「大規模デモに対して新たな価格対策を発表」


12月9日

ゴム市場「大規模デモに対して新たな価格対策を発表」

上海ゴムの急落と円高の影響により、東京ゴムがサーキット・ブレーカーを交えて急落しました。上海ゴムの取引中心限月である5月限は、一代の安値を更新しました。本日の上海非鉄金属銘柄が全体的に前日比1%安以下の小幅安ですが、上海ゴムだけが際立って急落していることから、投機的な値動きとも感じられます。

主生産地のタイでは、本日9日に天然ゴム農家による大規模デモの計画が7日に報告されております。それによると9日の午前9時に集合が予定されている模様。天然ゴム農家は、ゴムシート(RSS)をキロあたり80バーツにまで引き上げることを要求しておりますが、8日時点でのハジャイのRSS3号が45バーツであり、生産コストとされる60バーツを大きく下回っております。事態を重く見たタイの農業副大臣は、産地現物価格を引き上げるための4つの短期的処置を発表。。。。。。。この内容の続きは会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。

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原油市場パート2「ファンドの買いが再び増加」

 CFTCより発表されたNY原油のファンドなど大口投資家による買いこし枚数は、12月2日時点で前週比1万1995枚増の26万4996枚となり、11月11日以来の増加となりました。NY原油が12月1日に5年ぶりの安値となる63ドル72セントを記録したが、意外にも12月2日時点での大口投資家による買いこし枚数が前週より1万1995枚も増加しております。その内訳は、大口投資家の買い玉枚数が3241枚増加し、売り玉枚数が9882枚減少しており、主に売り玉の手仕舞いの買戻しが加速した模様。

WTI原油の先物とオプションのファンドなど大口投資家による買いこし枚数も、12月2日時点で前週比2万2365枚増(14%増)の18万4374枚となり、過去1年8ヶ月で最大の増加率となりました。その内訳は、大口投資家の買い玉枚数が4%増加し、売り玉枚数が15%も減少しました。この内訳を見ても、大口投資家の新規買いが増加したというより、売り玉の手仕舞いの買戻しが加速したようです。

リング・エナジーの共同創業者であるロッチフォード氏は、エネルギー株の下落に対して「まるで家畜の群れのようだ。1頭の牛が左に向きを変えれば、全ての牛がそれに続き、暴走する。全くの投げ売り状態だ。過剰反応であり、結果として売りは行き過ぎだ」と述べております。

先月27日のOPEC総会後から多くのアナリストが弱気コメントを発表しており、投資家心理も弱気に大きく傾いているように感じられます。しかし、ここにきて大口投資家による売り玉の手仕舞いによる買戻しが加速していることから、反発への警戒も必要かもしれません。

原油市場

 ブレント原油は、先週末5日に一時68ドル12セントにまで下落したが68ドル70セントで先週末の取引を終えました。しかし、今朝8時半頃に一時67ドル75セントまで下落し、現在は68ドル15セント付近で推移。ブレント原油が先月28日に70ドル台を割り込み、これで70ドル台割れが7営業日目となります。そして12月1日に67ドル56セントにまで下落して以来、まだ安値更新をしておりません。

先週の原油市場では、サウジアラビアがアジアと米国向け原油販売価格を引き下げ、イラクがクルド人自治区に対して日量30万バレルの石油輸出を許可した事などが原油市場を圧迫しました。先月27日のOPEC総会で減産が見送られ、その後も連続して弱材料が出てきたことにより、投資家心理がかなり弱気に傾いたように感じられます。しかしブレント原油は、先週1日に67ドル56セントにまで下落して以来、安値更新をしておりません。この半年間でブレント原油が115ドル付近から68ドル付近まで47ドルほど下落し、NY原油が107ドル付近から64ドル付近まで43ドルも下落しました。ここに来て原油市場が弱材料にやや鈍感になり始めていることから、そろそろテクニカル的な反発に注目することも一考かもしれません。

ブレント原油の日足
ブレント原油

NY原油の日足

NY原油


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円相場

 先週末の良好な米雇用統計の発表を受けてドル円が1ドル=121円85銭にまで上昇し、現在は121円55銭付近で推移。CFTC発表によるIMM日本円のファンドなど大口投資家による売りこし枚数が、12月2日時点で前週比6780枚増の11万1160枚となり、今年の1月や9月に記録した約12万枚の売りこし枚数に迫りました。ただ、12月2日以降もドル円が大きく上昇していることから、現時点では、大口投資家による売りこし枚数が12万枚台に達していることも予想されます。それにより、次の目標は、昨年末に記録した15万枚の売りこし枚数というところでしょうか。

テクニカル的には、ドル円がすでに7年ぶりの高値にまで上昇しており、次の目標は、2007年7月6日に記録した過去10年間での最高値となる1ドル=124円11銭かもしれません。


IMM日本円のファンドなど大口投資家によるポジション
円

ドル円の月足
ドル円の月足

ドル円の日足
ドル円の日足

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天然ゴム市場パート2「供給過剰見通しから供給不足見通しに変化」

 国際天然ゴム生産国連合(ANRPC )による2014年の世界の天然ゴム生産高見通しは、11月上旬時点での発表では「前年比1%減の1105万トン」でしたが、今回は「前年比7.6%減の1032万トン」へと大幅下方修正されました。ANRPCによる今年の生産高見通しがこの1ヶ月間で73万トンも大幅下方修正されたことから、これまでの「供給過剰見通し」から「供給不足見通し」へと変化しました。

ANRPCによる今年の生産高見通しは、3ヶ月連続で大幅下方修正が続いております。ANRPCによると、生産コストを大幅に下回ったために、収穫作業(タッピング)を放棄する生産者が増えていると説明しております。タイの天然ゴム生産コストがRSSでキロあたり60バーツ付近とされているが、先週末のタイ・ハジャイのRSS3号が43.65バーツであり、生産コストとされる水準を約27%も大幅に下回っております。ANRPCによれば、2015年は今年以上の供給不足に陥る見通しとなっております。

 1ヶ月ほど前からインドネシアのメダンや北スマトラ州のトレーダーから、収穫作業(タッピング)を放棄する生産農家が増えてきたために、集荷不足に陥っていることが報告されておりました。また、ジャカルタのトレーダーからは、集荷不足は、メダンだけではなく、パレンバン、パダン、パンジャン、ジャカルタにまで拡大していることも報告されておりました。今回のANRPCによる今年の生産高見通しが予想外に大幅下方修正されたことからも、大方の予想以上にタッピングを放棄する生産者が増加しているようです。

 世界の天然ゴム需給が供給過剰見通しから供給不足見通しに急変することとなったが、現在の産地現物価格が生産コストとされる水準を27%ほど下回っていることから、しばらく天然ゴム価格の上昇が続くと考えるべきかもしれません。


東京ゴムの30分足
東京ゴムの30分足

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前場市況1

12月8日

前場市況1

 10:10時点では、東京金10円高、東京白金18円高、東京ガソリン120円安、東京ゴム4円高、東京とうもろこし380円高です。東京ゴムと東京とうもろこしがサーキット・ブレーカーを交えて急伸しました。

 ドル円は、今朝8時ごろに1ドル=121円85銭まで上昇し、現在は121円40銭付近で推移。NY金の電子取引は、今朝8時ごろに1187ドル付近まで下落し、現在は1193ドル付近まで上昇。NY原油の電子取引は、今朝8時半頃に64ドル65セント付近まで下落し、現在は64ドル95セント付近まで上昇。

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ColumnAward 2015特別賞

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