NYダウは、175ドル高の1万6838ドル。ドル・円は、昨日15時半比25銭の円安。8:45時点の外電換算は、東京金2円高、東京白金24円安、東京ガソリンはブレント原油で430円安、NY原油で320円安、東京トウモロコシは230円安です。NAHB住宅市場指数(8月)が前月の53ポイントから55ポイントにまで上昇し、市場予想平均であった53ポイントを上回り、7カ月ぶりの水準にまで上昇したことで、景気回復が加速しているとの見方が強まったことから、マーケット全体がややリスクオンの流れとなった模様。

 金市場は、小幅安。先週金曜日のウクライナがロシアから越境してきた装甲車列を攻撃し、一部を破壊したとの発表を受けてもほとんど上昇出来なかった事から、金相場が強材料にもあまり反応できないほど地合いが悪化しているとみるべきかもしれません。4~6月期の世界の金需要が減少している事から、多少の強材料には反応できないとみるべきなのでしょうか。

 原油市場は、イラク北部の政府軍とクルド人民兵組織ペシュメルガが、イスラム過激派「イスラム国」から同国最大のダムを奪還したことにより、地政学的リスクの低下に伴って下落。ダム奪回により地政学的リスクがピークを越えたとの見方もあるようです。原油市場においても、先週金曜日のウクライナ情勢の緊張で小幅高程度に留まり、前日の大幅安の半値戻し程度の上昇に留まった事から、原油市場も強材料にやや鈍感となり、地合いが悪化しているのかもしれません。

 上海期貨交易所の主力銘柄となる上海天然ゴムや上海銅、上海亜鉛などは、昨日の夜間取引で更に上昇。上海非鉄金属銘柄の多くが、先月下旬ごろから下落基調を続けていたものの、これで上海非鉄金属銘柄の大半が2日続伸となった事から、上海非鉄金属市場全体の反転開始へと繋がるのかもしれません。特に上海非鉄金属市場の影響を強く受けるとされる上海ゴムは、先週半ばごろから5年ぶりの安値にまで沈んでいるだけに、思わぬ反発に警戒が必要かもしれません。