ドル円が日銀総裁発言に反応し、14時ごろからの15分間で25銭ほど円安に進みました。黒田日銀総裁は、「2%物価目標の実現に必要になれば躊躇なく調整。2%物価の安定持続に必要な時点まで量的・質的緩和継続。」などと述べております。来週6~7日に日銀金融政策決定会合が予定されていることから、日銀総裁発言が注目されているようです。今週の主なイベントは、1日に米ADP雇用統計、米ISM製造業指数(9月)、米EIA週間石油統計。2日にECB理事会&ECB総裁会見。3日に米雇用統計などが予定されております。また来週8日のFOMC議事録(9月16~17日開催分)などの発表も控えており、来週に向けてビッグイベントが続きます。

 シンガポールゴムは全体的に2セント安付近で推移。上海ゴムは2.2%安付近で推移。しかし、タイ輸出業者の11~12月積みFOBオファー価格(RSS3号)は5セント高となり、2ヶ月ぶりの大幅高を記録。タイのゴム生産者協同組合連合会の会長は26日、「私たちは、価格下落と政府の支援なしにで、多くの生産者が低所得で苦しんでいる。現水準の価格では、私達は戦うためにデモに参加するだろう」と述べております。一部で当初の予定通りに10月8日に大規模デモに突入するとの意見もあるようです。



ドル円の15分足
0929ドル円15分足

東京金の15分足
0929kin15

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