上海ゴムは、今朝から2%安付近で推移し、1.65%安で取引を終えました。本日の産地現物価格は、タイ・ハジャイのRSS3号が前日比0.21バーツ高となり、2営業日連続で小幅高です。また、タイ輸出業者の11~12月積みFOBオファー(RSS3号)が5セント高の155セントとなり、2ヶ月ぶりの上げ幅を記録しました。上海ゴムが下落する一方で産地現物価格や産地FOBオファー価格などが上昇するなど、市場によって温度差が感じられる値動きです。これまで世界のゴム市場の下落をリードし続けてきた上海ゴムは、今週1日から7日にかけて国慶節により長期連休となります。上海ゴムが連休入りすると、堅調な産地価格がゴム市場をリードする可能性があります。

上海ゴム(当月限)は、5営業日連続で1万500~600元付近の下値抵抗を感じさせるような値動きをしております。1万500元をキロ当たりのセント換算にすると約170セントとなり、ここから中国の天然ゴム高率課税分の10%を差し引くと153セントとなります。本日のタイ輸出業者の11~12月積みFOBオファー価格が155セントですから、上海ゴム当月限が産地価格を若干割り込んでいる模様。そうしたことが上海ゴム市場の下値抵抗となってきたのかもしれません。そして、輸送代など輸入諸経費を考えると、上海ゴムが輸入採算コストを大きく割り込んでいることも注目かもしれません。本日の上海ゴムの下落でも産地現物価格が上昇していることから、産地現物価格の下値抵抗も強まってきたようです。上海ゴムは、この1ヶ月半で25%ほど急落しているだけに、国慶節の長期連休明けからマーケットの雰囲気が一変する可能性もあります。特に今月15日の納会後から下げ足が加速しただけに、ここに来て下値抵抗がやや感じられるということは「大型連休前の手仕舞い売り」が一巡したのかもしれません。

東京ゴム日足
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上海ゴム日足
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