NYダウは、IMF世界成長見通しの引き下げに圧迫されて272ドル安の1万6719ドル。IMFは2015年の世界成長率を、7月時点の予測の4%から3.8%へと引き下げました。ユーロ圏の成長率予想を、7月時点の1.5%から1.3%へと引き下げました。NYダウが7月30日以来の下げ幅となったことでマーケット全体がリスク回避の流れとなり、安全資産として円が買われました。ドル円は、昨日15時半比60銭円高の108円付近で推移。
NY金は、リスクヘッジとしての金買いが好感されて小幅上昇。現在の電子取引では、昨日15時半比5.5ドル高の1211ドル付近で推移。
NY白金の上げ幅が大きく、現在の電子取引では、昨日15時半比19ドル高の1266ドル付近で推移。NY金とNY白金の価格差は、今週6日時点で8ドル差ほどにまで縮まったものの、現在の電子取引では57ドルにまで拡大しております。今週になってからのNY白金の上昇力が高まってきたことは注目ではないでしょうか。
NY原油は、IMFの世界成長見通しの引き下げや、8日発表のEIA週間石油在庫統計で原油在庫の増加が予想されていることに圧迫されて下落。現在の電子取引では、昨日15時半比でNY原油が1.5ドル安、ブレント原油が0.7ドル安付近で推移。
本日から中国市場が再開されることから、中国市場のオープニングが注目されております。
NY金の日足
NY白金の日足
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