NY白金のCFTC建玉明細によるファンドなど大口投資家の買いこし枚数は、前週比712枚増の2万4379枚となり、9週間ぶりに増加に転じました。NY白金の大口投資家による買いこし枚数は、7月上旬に5万枚ほどにまで膨れ上がったものの、その後じりじりと減少を続け、9月上旬からのNYパラジウム暴落の影響を受けて激減となり、9月30日時点で買いこし枚数が2万3667枚にまで減少したが、ようやくファンドの手仕舞い売りが一巡し、ここに来て新規買いをはじめた模様。NYパラジウムの大口投資家による買いこし枚数も9月9日の3万90枚から9月30日の2万922枚まで激減を続けたが、10月7日時点で前週比1031枚増に転じており、こちらもファンドの手仕舞い売りの流れが一巡した模様。特にNYパラジウムは、9月2日時点の912ドル付近から10月3日時点の753ドル付近まで1ヶ月で160ドルほどの急落を演じただけに、下値抵抗が高まったようです。


NY白金の大口投資家の買いこし枚数
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NYパラジウムの大口投資家による買いこし枚数
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NY白金の日足
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NYパラジウムの日足
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