最近のNY金は、NYダウの値動きの影響が少なく、ドルインデックスやユーロドルの値動きの影響を大きく受ける傾向があります。昨夜のユーロドルは、良好な米GDP発表や前日のFOMC声明を受けて1ユーロ=1.255ドル付近まで下落したが、現在は1.26ドル付近まで戻しております。第3四半期の米GDP速報値は、前月発表値である第2四半期の前期比4.6%に対して3.5%にまで低下したものの、市場予想平均の3.0%を上回ったことでドル買いが進みました。第3四半期GDPが市場予想平均を大きく上回ったものの、それほどドル買いが進まなかった印象を受けます。一方、NYダウは、良好なGDP発表を受けて221ドル高の1万7195ドルとなり、終値ベースとしての最高値である9月18日の1万7265ドルにまであと70ドルに迫りました。

 昨夜のNY金は、一時1195ドル付近まで下落し、現在は1200ドル付近で推移。ユーロドルが昨日夕方からそれほど下落しなかったことを受けて、NY金が小幅下落に留まった模様。NY金は、今月3日と6日に一時的に1200ドルを割り込みましたが、その後上昇に転じ、21日時点で1255ドル付近まで戻しました。そして再び1200ドルを割り込んだことから、値ごろ感が強まってきたように感じられるものの、ドルが強い状況では、今後のNY金の上昇も期待できないのかもしれません。しかし、昨年の6月と12月の安値が1185ドル付近であり、今月6日も1183ドル付近が安値となったことから、現在のNY金が更に下落すれば、テクニカル的な下値抵抗が強まることも考えられます。ユーロドルも今月3日の安値を記録して以降は安値更新が出来ておらず、NYダウも9月中旬に高値を記録して以降は高値更新が出来ていないことから、そろそろNY金に注目することも一考かもしれません。ただ、NY金の昨年6月や12月の安値が1185ドル付近であり、今月6日の安値が1183ドル付近であることから、その付近までNY金が再度下落すれば、東京金に対して強気な見方も一考ではないでしょうか。


NY金の週足
1031nygoldweek

NY金の日足
1031nygoldday

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