シカゴコーンの電子取引が昨日15時半比8セント高の3ドル87セント付近で推移しており、11月14日に記録した今月高値となる3ドル88セントまであと1セントに迫っております。しかも昨夜のシカゴ市場で、シカゴ大豆やシカゴ小麦も上昇しており、再びシカゴのコーン、大豆、小麦が足並みを合わせて上昇を始めたようです。

シカゴコーンにとってこの時期は「需給相場」となることから、ファンダメンタルズ的な材料が少ない時期でもあります。この時期は、毎週発表される輸出検証高や、毎月10日前後に米農務省より発表される需給報告などが注目されます。この時期のとうもろこし市場は、ファンダメンタルズ的な材料が少ない時期であることから、ファンダメンタルズ分析よりテクニカル分析に素直に反応したほうが得策かもしれません。シカゴのコーンと大豆と小麦が再び足並みを合わせて上昇し始めたことから、ここは再び東京とうもろこし市場に対する強気な見方も一考ではないでしょうか。


シカゴコーンの日足
シカゴコーン日足

シカゴ大豆の日足
シカゴ大豆日足

シカゴ小麦の日足
シカゴ小麦日足

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