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金市場~後場市況2

 

11月27日

金市場

 ドル円が今朝から30銭ほど円高に進み、NY金の電子取引がこの2時間で10ドルほど急落したことを受けて、東京金も急落し、14時現在の東京金は61円安の4471円付近です。

 NY金の電子取引がこの2時間で10ドルも急落したが、それでもユーロドルがほとんど動いていないことが不思議に感じられます。しかも、NYダウの電子取引も2時間前と同じ水準であり、「NYダウの電子取引やユーロドルがほとんど動かないのに、NY金の電子取引だけが大幅安」となっており、これは日本市場取引時間でNY金の電子取引が下げ過ぎた可能性もあります。特に今夜の米国市場が感謝祭で休場となることから、この時間のNY金の電子取引の取引量も少なくなっていただけに、NY金の電子取引が「閑散過ぎて下げ過ぎた」ということかもしれません。

 

11月27日

後場市況2

 NY金の電子取引は、11時ごろから13時ごろにかけて10ドルほど急落したが、14時ごろから10ドルほど急伸しました。それにより14時ごろに東京金が4470円付近まで下落していたが、4498円まで戻して本日の日中取引を終えております。さすがにユーロドルやNYダウの電子取引がほとんど動いてない状態でNY金の電子取引が10ドルも短時間で急落したことは、無理があったようです。

 ブレント原油やNY原油の電子取引が今朝から1ドルほど急落したが、11時ごろから横ばいを続けております。現在は、ブレント原油が76.5ドル、NY原油の電子取引が72.8ドル付近で推移。その影響を受けて東京ガソリンが前日比2170円安の7万1400円で本日の日中取引を終えました。本日のOPEC総会は、オーストリアのウィーンで開催されます。オーストリアの現在時間が午前8時半ですから、日本との時差が8時間あります。仮にOPEC総会の結果が現地時間15時ごろに伝われば、日本時間では23時ごろに伝わる計算です。そのあたりのブレント原油の値動きに注意が必要かもしれません。

 上海ゴムは、午後から上げ足を速め、120元高(キロ=2.3円高換算)まで急伸して本日の取引を終えました。それに対して東京ゴムの日中取引が2.3円安で取引を終えました。1日の出来高が140万枚を記録するほどの上海ゴムの急伸に逆らって東京ゴムの日中取引が下落したままで取引を終えており、今後の両ゴム市場の綱引きが注目されます。


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