下記のコメントは、昨日製作したメール情報会員専用の過去記事です。
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2月24日

ゴム市場パート2

昨日の東京ゴムが大幅安となったものの、それでもタイのRSS3号オファー価格(船積み価格)が前日比6セント高の190セントとなり、年初来高値を更新したことが印象的でした。そして本日の東京ゴムが続落となったものの、タイのRSS3号オファー価格が前日比1セント安の189セントとなり、前日の年初来高値から1セントの下落に留まったことから、タイ政府が先週18日に60億バーツ(約220億円)の政府備蓄在庫の積み上げを発表したことを好感して産地価格が堅調地合いを続けているように感じられます。本日のタイのRSS3号オファー価格を円換算すると、1.89ドル×119.2円(ドル円換算)=約225.3円換算となります。これに輸入諸経費をキロあたり5円で計算すれば、輸入採算価格が約230.3円となり、東京ゴムの大幅割安換算が目立ちます。

 明日から中国市場が春節明けとなります。東京ゴムの先限が春節中に5円ほど下落しましたが、春節中にタイ政府が60億バーツの政府備蓄積み上げを発表したことから、連休明けの上海ゴム市場が上下どちらに動くかが注目されます。上海ゴムの取引中心限月(5月限)は、先週16日に年初来高値を更新しており、1月15日ごろからじり高基調を続けております。

上海ゴムの日足
上海ゴムの日足2

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