米穀物市場では、今春の大豆作付面積が2年連続で過去最高を更新する一方、コーンの作付面積が3年連続で減少する可能性が高まっております。注目は、米農務省から本日発表される「作付面積動向」となります。ウォール・ストリート・ジャーナル調査によるアナリスト予想平均は、大豆の作付面積が前年比3%増の8590万エーカー、コーンが2%減の8870万エーカーとなっております。

 現在の農家の生産コストに対して、シカゴコーンが少し下回っており、シカゴ大豆が少し上回っていることから、コーンの作付け面積が減少し、大豆の作付面積が増加すると見られているようです。また、昨年からの原油の大暴落によりエタノール需要が低下するとの思惑もコーンの作付け面積の減少に繋がりそうです。一方、大豆油の生産コストが、種子価格の下落や肥料必要量の減少により低下していることから、大豆の作付け面積の増加に繋がると思われます。

 南米産大豆の生産が過去最高となる可能性も高まっており、それに今夜の米農務省発表で大豆の作付面積が増加する見通しとなれば、シカゴ大豆が大きく下落する可能性もあります。その一方で、コーンの作付け面積が減少する見通しとなれば、シカゴコーンが上昇に転じる可能性もあります。今年の天候相場を見据えるのであれば、シカゴコーンや東京とうもろこしの強気が有望かもしれません。一方、弱気な見方をするのであればシカゴ大豆や東京一般大豆といったところでしょうか。


東京とうもろこしの日足
東京とうもろこしの日足

東京一般大豆の日足
東京y一般大豆の日足

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