NY白金における大口投資家による買いこし枚数が、1月27日終了週の3万4843枚から3月17日終了週の2万934枚まで大幅な減少となりました。しかし、3月24日終了週から2週連続で増加に転じたことから、ファンドの手仕舞い売りが一巡して新規買いを増やしてきたようです。

昨年11月にも大口投資家による買いこし枚数が2万枚付近まで減少しましたが、その時はNY白金が1190ドル付近まで下落し、その2ヵ月後に1290ドル付近まで100ドルほど上昇した経緯があります。NY白金もNY金同様に、ファンドが手仕舞い売りを一巡させて新規買いに転じてきたことから、今後1~2ヶ月ほど上昇すると見るべきかもしれません。


NY白金の建玉明細
白金CFTC