テクニカルでは、上値抵抗線を突破すると、それまでの上値抵抗線が一転して下値抵抗線に転換する傾向もあります。ドル円は、昨年12月8日の高値(1ドル=121.83円)と3月10日の高値(1ドル=122.005円)が上値抵抗線とされてきました。しかし、昨日のドル円が1ドル=123.3円まで上昇したことにより、それまでの上値抵抗線とされてきた水準が下値抵抗線に転換したと考えるべきかもしれません。それにより、現在のドル円が1ドル=123.1円付近で推移していることから、「ドル円の下値は浅い」と判断するべきではないでしょうか。


ドル円の日足
ドル円の日足

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