ウエザーニュースによるシカゴの14日予報では、10日まで降水確率が全て20%以下となっており、トウモロコシの作柄改善が予想されます。また、降水確率が50%を超えるのは14日中1日です。12日ごろから雨がちな天候も予想されておりますが、それまでは発育に適した天候となりそうです。

 昨夜のシカゴコーンが年初来安値から21.7%の上昇となり、強気相場入りとなりましたが、ここに来て天気予報が大きく改善しており、修正安に警戒するところかもしれません。来週6日に米農務省から「5日終了週の育成進度報告」が発表されます。天候の改善を背景に作柄が少し改善する可能性もあるだけに、6日発表の育成進度報告を警戒して利益確定も一考ではないでしょうか。そして、来週10日に米農務省による需給報告が控えていることから、来週6日の育成進度報告発表後に再び買い場探しも一考かもしれません。

東京とうもろこしの日足
東京とうもろこしの日足

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