シカゴコーンのファンドなど大口投資家によるポジションは、6月23日時点で約4.6万枚の売り越しでしたが、6月30日時点で約11.0万枚の買い越し→7月7日時点で約20.8万枚の買い越し→7月14日時点で約25.8万枚の買い越し→7月21日時点で約32.3万枚の買い越しとなりました。特に、7月16日から21日にかけてシカゴコーンが36セントほど下落しても買い越し枚数を増加させたことは注目です。しかし、今夜発表される「7月28日時点のポジション」では、2~3割程度の買い越し枚数の減少も仕方がないところかもしれません。

 東京とうもろこし市場のファンド系機関店とされるN社のポジションは、6月17日時点で6224枚の売り越し→7月21日時点で2127枚の買い越しとなり、本日で1396枚の買い越しです。ですからファンド系機関店とされるN社は、6月17日から7月21日にかけての東京とうもろこしの3900円ほどの上昇期間に「合計8351枚の差引き買い注文」を出したことになります。しかし、7月21日から31日にかけての2800円ほどの下落期間に「合計731枚の差引き売り注文」しか出しておりません。こうしたファンドの「上昇期に多くの買い玉を仕込み、下落期に手仕舞いを最小限に留める。」という動きを見せていることは注目でしょう。この1ヶ月間のシカゴコーン市場や東京とうもろこし市場でのファンドの動きは、「下値が限定的と考えており、再度上昇に転じる。」と考えているからではないでしょうか。