上海銅の1日の売買高は、この2ヶ月間で35万枚付近から100万枚付近まで急増しました。上海亜鉛の売買高は、この2ヶ月間で40万枚付近から150万枚付近まで急増しました。上海アルミの売買高は、この2ヶ月間で7万枚付近から40万枚付近まで急増しました。これほどの売買高急増は、かなり珍しいことです。しかも、上海銅や上海亜鉛、上海アルミは10月上旬から急落を続けているのです。そして上海非鉄金属銘柄の売買高は、今週になって年初来最高を記録しているのです。こうした売買高の劇的な増加傾向を見ると、非鉄金属銘柄に対して近年稀に見るほどの投機人気の高まりを感じます。しかも、下げ相場でこれだけ人気化することは珍しいでしょう。しかし、投機人気がピークに達すると、その後の反動は大きなものになりそうです。人気の過熱はいつまでも続くものではありません。非鉄金属銘柄は、10月上旬より急落を続けたものの、本日になって大幅高に転じており、テクニカルも本日で大きく変化しました。近年まれに見るほどにまで高まった「非鉄金属市場の投機人気」ですから、価格が上昇に転じ始めると、これまでの反動により連騰を招く可能性もあります。上海期貨交易所の花形銘柄でもある上海ゴムは、同取引所の大部分を占める非鉄金属銘柄の影響を大きく受けてきました。しかし本日の上海ゴムがストップ高となり、テクニカルも大きく変化しました。相場では、「最も投機人気が高まったところ」や「最も投機人気が低下したところ」にこそ大きなチャンスが潜んでいるものです。そうした意味では、東京ゴムに対して強気な見方をしばらく継続させることも一考ではないでしょうか。