上海総合株価指数は、0.2%安付近で推移。上海期貨交易所銘柄は、上海銅0.7%高、上海亜鉛0.8%高、上海アルミ0.6%高、上海ゴム2.3%高付近で推移。上海総合株価指数も上海期貨交易所銘柄も後場から少し上昇に転じております。特に上海ゴムの上げ幅が目立ちます。中央経済工作会議終了後の声明で、財政赤字の拡大容認や住宅市場刺激といった来年の経済方針が示されたことを好感し、上海非鉄金属銘柄や上海ゴムなどの資源銘柄が堅調に推移している模様。
昨夜のNY天然ガスは、米国の気温低下予報を受けて8%強の急騰となったことは注目でしょう。この1ヶ月間でNY天然ガスが3割ほど下落し、米ガスリグが約13%も大幅減少しました。しかし、ウエザーニュースによる米国の気温予報は、今週末頃から低下し、来週には平年並みとなり、年明け第1週も平年並みまで気温が低下する見通しとなっております。そうした気温低下見通しを背景に昨夜のNY天然ガスが大幅高となったことを考えると、そろそろエネルギー銘柄への買い場を考えるところに来ているのかもしれません。そして今週になって非鉄金属銘柄や天然ゴム、白金などの資源銘柄全体が続伸していることも注目でしょう。