昨夜発表されたEIA週間製油在庫統計は、原油230万バレル増、ガソリン250万バレル減、ディスティレート110万バレル減、クッシング原油27万バレル減となりました。製油所稼働率は、2%上昇の90.4%です。全米原油生産は、1万6000バレル減の日量902万2000バレルです。これらの発表では、製油所稼働率の大幅上昇が目立ちました。こうした製油所稼働率の急上昇を見ると、春の行楽シーズン(ドライブシーズン)に突入している実感も沸きます。ここまで製油所稼働率が上昇を続けてもガソリンやディスティレートの在庫が減少していることから、需要の好調さも感じます。

ロイターから昨夜発表された調査結果によると、OPEC加盟国による3月の産油量が日量3247万バレルとなり、前月を24万バレル上回りました。サウジアラビアは、前月比2万バレル減の日量1118万バレルですが、イランによる増産が目立ちました。国際エネルギー機関(IEA)が昨夜発表した見通しでは、イランの原油供給量は、今年1月の経済制裁解除から1年以内に日量50万バレル増加するというものでした。このIEAの見通しを参考にすると、イランの増産ペースは、今後かなり低下することになります。10年間ほど続いたイランへの経済制裁が年明けから解除されたのですから、制裁解除後の2~3か月間の大幅増産は当然の結果だったのかもしれません。しかし、イランの大幅増産が一巡すれば、市場の注目が米国の減産に向かうのかもしれません。

全米原油生産は、1月15日に日量923万5000バレルまで増加しましたが、3月25日時点で日量902万2000バレルまで21万バレルほど減少しております。近年最高となった2015年7月19日の日量960万4000バレルから見ると、全米原油生産が8か月間で58万バレルほど減少しました。イランの増産ペースがこれから低下する反面、米国の減産ペースがこれから加速する可能性もあります。

4月。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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全米原油生産と製油所稼働率
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