先週26日にNY原油が50.21ドル、ブレント原油が50.51ドルまで上昇したものの、その後は高値更新が出来ておりません。両原油市場が50ドルの大台乗せとなったことで、これまでの上昇に対する達成感も広がっているようです。また、「大台初乗せは売り」という相場格言もあるように、今年初の50ドル台乗せは、相当強い上値抵抗が予想されます。そうした上値抵抗を突破するほどインパクトのある新規材料も見当たらないようでは、調整安は避けられないのかもしれません。NY原油の電子取引は、26日21時頃に一時50.20ドルまで上昇しましたが、その後は、30日7時頃に49.70ドル、31日7時頃に49.75ドルまで上昇したものの、50ドルの大台を前に足踏みしております。

ナイジェリア問題はまだまだ不透明ですが、カナダやリビア問題は、沈静化の兆しも見えてきました。NY原油の電子取引は、リビアでの戦闘激化を背景に昨夜から今朝にかけて60セントほど上昇しました。リビアの石油施設警備隊は、過激派組織「イスラム国」との激しい戦闘となり、同国最大の石油積み出し港であるシドラ港やラスラヌフ港に近いビンジャワドを奪還したことも伝わっております。

リビアのカダフィ政権崩壊後は、2つの政府同士の戦闘にイスラム国勢力とイスラム国勢力以外の反政府勢力も加わって、4つの勢力による複雑な戦闘状態が続いております。しかし、今月17日に東西両政府が別々に設立していた国営石油会社を一本化することで合意しました。これまでは、石油輸出の利権争いも原因で2つの政府同士が戦闘を続けてきただけに、ここでの国営石油会社の一本化は注目でしょう。こうした東西両政府の歩み寄りや石油施設警備隊によるビンジャワド奪還により、リビアの石油輸出が回復に向かう可能性も高まってきました。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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