NYダウの電子取引は、今朝から120ドルほど下落。ドル円は、先週末終値付近で推移。日経平均株価は180円高付近で推移しており、日経225は先週末終値から150円ほど下落しております。先週末終値に対してNY金の電子取引が15ドル高、NY原油の電子取引が50セント安付近で推移。

米国のFF金利による年内の利上げ確率は、22日時点の49%から11%へと大きく低下しました。更に、この先2年間以内の利上げ確率が50%を割り込んだことも注目でしょう。英国国民投票の結果を受けて、オランダやフランスでもEU離脱を求める声が高まっていることも伝わっております。また、カタルーニャ地方がスペインから独立を目指す声も高まっており、北アイルランドが英国から独立を目指す声も高まっているようです。英国離脱問題の影響がEU諸国や世界経済に対してどこまで拡大するのかが解るまでにはかなりの時間が要することも考えられます、そうしたことを背景として、しばらくリスクオフの流れが続くと考えるべきかもしれません。