昨夜のNYダウは、原油価格の急騰を受けて110ドル高で取引を終えました。NYダウの電子取引は、今朝から45ドルほど上昇。日経平均株価は、200円高付近まで上昇。ドル円は今朝から50銭ほど円安に進み、マーケット全体がリスクオンの流れを強めております。10:00時点で、東京金21円高、東京白金63円高、東京原油1750円高、東京ゴム2円高、東京とうもろこし30円高です。原油価格の急騰を受けて資源銘柄全体が強含みとなってきた模様。先ほど取引が開始した上海ゴムや上海非鉄金属銘柄も全体的に上昇。2008年以来となるOPECの減産合意を受けてコモディティー銘柄が全体的に強含みとなってきました。 2014年秋のOPEC定例総会で減産が見送られたことを受けて原油価格が暴落しました。それにより天然ゴムや非鉄金属銘柄の多くが暴落を余儀なくされ、それらの銘柄が1年半ほどの下落トレンドを形成しました。しかし、ここにきてOPECが減産合意したことで、原油価格を中心とした資源銘柄全体の上昇基調が始まる可能性も出てきたようです。東京原油と東京ゴム、東京白金の週足を見比べれば、2014年秋ごろからの原油価格の下落にどれだけ東京ゴムや東京白金が影響を受けたのかが伺えます。
東京原油の週足
東京原油の週足
東京白金の週足
東京白金の週足
東京ゴムの週足
東京ゴムの週足

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