先週末のNY市場では、米大統領選に対する不透明感の高まりから、リスクオフの流れが強まり、NYダウが42ドル安の1万7888ドルまで下落して取引を終えました。また、S&P500種株価指数が1980年以来となる9営業日続落となりました。ドル円は、一時102.5円まで下落し、103円付近で取引を終えました。しかし、週明けの国内市場では、FRBからの報告を受けてリスクオンの流れが強まり、ドル円が104円付近で寄り付きました。NYダウの電子取引も200ドルほど上昇して寄り付きました。

 FBIは、クリントン氏が国務長官在任中に私用メールを使った問題で、新たに政府の重要機密情報を取り扱ったとみられるメールが見つかったため、10月28日より捜査を再開しました。それを受けてクリントン氏の支持率が低下し、クリントン氏とトランプ氏の支持率が拮抗しました。そうした米大統領選に対する不透明感が高まりから、米国株安やドル安&円高が進みました。しかし、FBIのコミー長官は6日、米議会に書簡を送り、クリントン氏による国務長官時代の私的な電子メール使用について、犯罪に相当しないという結論に変更はないことを伝えました。それを受けて、週明けの国内市場で、リスクオンの流れが強まった模様です。

 NY原油の電子取引は、今朝から50セントほど上昇しました。NY金の電子取引は、今朝から13ドルほど下落しました。ドル円も104円台に突入しております。今回のFRBからの報告を受けて、「クリントン氏有利」との見方が高まってきた模様で、本日の国内市場では、今朝早朝からリスクオンの流れが強まっております。S&P500種株価指数が1980年以来となる9営業日続落を記録した直後なだけに、しばらくリスクオンの流れが続くと考えるべきかもしれません。9:10時点では、東京金15円高、東京白金27円高、東京原油60円高、東京ゴム3.3円高となっております。