NYダウの電子取引は、今朝から小動きを続けておりましたが、この30分間で20ドルほど上昇しました。ドル円は、112.3円付近まで円安に進みました。NY原油の電子取引は、今朝から小動きです。

アルジェリアとベネズエラの両石油相は28日、減産に対するロシアの賛同を得るためにモスクワに向かったことも伝わっております。また、ロシアのノバク・エネルギー相は29日、30日に開催されるOPEC総会には出席しないと述べております。ノバク・エネルギー相は、「OPEC加盟国が減産合意すれば、その後、話し合いに加わる用意はある。」と述べております。

ゴールドマン・サックスの28日付けの顧客向けレポートでは、「30日のOPEC総会で減産合意となれば、原油価格は50ドル台前半まで上昇し、減産合意とならなければ、来年夏までの平均原油価格が45ドル付近で推移する。」との見通しを示しました。

上海ゴム0.2%安、上海アルミ3.4%安、上海銅4.2%安、上海鉄筋6.7%安、上海熱延鋼板5.6%安、大連鉄鉱石6.3%安、大連コークス8.8%安、大連粘結炭9%安で本日の取引を終えました。本日の中国の資源銘柄は、ストップ安が意識されるほどの急落となった銘柄もいくつかあります。ここにきて、資源銘柄に対する高値警戒が強まり始めたようです。