ドル・人民元は、28日17時ごろに大きく下落し、29日10時頃にも大きく下落しました。そして、先ほどから再び下げ足を速めてきました。

中国国家為替管理局は、外貨送金の届け出が必要な金額を、これまでの5000万ドル相当以上から500万ドル相当以上に引き下げ、外貨と人民元の両方に適用することを決定しました。この新規定は、28日に各銀行に通達されたそうです。中国の資金流失問題の拡大が、これまでの人民元売りの要因の一つでもあっただけに、ここにきての規制強化により、人民元のトレンドが変化する可能性も高まってきました。

ドル・人民元は、27日に6.9233元まで上昇しましたが、28日から2日連続で下落しており、現在は、6.886元付近で推移しております。ドル・人民元は、今月7日から力強い上昇基調を続け、それと共に人民元建て銘柄である中国の資源銘柄への投機人気も高まりました。しかし、中国国家為替管理局が規制強化に乗り出すと同時にドル・人民元が下落に転じ、中国の資源銘柄の多くが本日になって大幅下落となりました。この規制強化により、人民元のトレンドが変化し、それにより中国の資源銘柄のトレンドも変化すると考えるべきかもしれません。特に、最近の高騰により高値警戒感の高まっている中国の資源銘柄は、これまでの反動安に警戒する局面にきているのかもしれません。