昨夜のNY原油は、30日のOPEC総会に対する不透明感から売られる展開となりました。NY原油の電子取引は、今朝から45.3ドル付近で小動きを続けております。

本日開催されるOPEC総会向けの資料によると、OPEC全体の産油量を、10月の水準から日量120万バレル削減することが提案されております。それによると、サウジアラビアが、10月の生産量である日量1054万バレルから日量1007万バレルに減産し、イランが、10月の生産量である日量379万7000バレルで増産凍結することなどが織り込まれております。

イランに対して「減産」ではなく「10月の水準で増産凍結」とするのであれば、イランが賛同する可能性もありそうです。