中東や北朝鮮に対する地政学的リスクの高まりを受けて、昨日15:15比でNY原油の電子取引が80セントほど上昇した反面、NY金の電子取引は同水準で推移しております。しかも、ドル円が昨日15:15比で70銭ほど円高&ドル安に進んだことにもNY金の電子取引はほとんど反応しておりません。NY金は、強材料に反応できないほど地合いが悪化してきたと考えるべきかもしれません。

NY金は、先月中旬から50ドルほど上昇しましたが、この2週間ほどは横ばいを続けております。先週からの地政学的リスクの上昇にもほとんど反応しておらず、上げ渋りの状況を続けております。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金現物保有量は、この5週間で845トン付近から838トン付近まで7トンほど減少しており、金投機熱が冷めているようにも感じられます。