NY原油の電子取引は、昨日22時ごろに一時53.2ドルまで上昇しましたが、現在は52.6ドル付近で推移しております。

トランプ米大統領の「ドルは強くなり過ぎている」との発言に対してムニューシン長官は17日、「短期的な悪影響を指摘したものだ。強いドルは長期的に良いことだ。」と述べました。この発言を受けてそれまで下落を続けていたドル円が上昇に転じました。現在のドル円は109円20銭付近で推移しており、昨日15:15比で85銭の円高です

週間石油在庫統計に対する市場予想平均は、原油150万バレル減、ガソリン200万バレル減、ディスティレート100万バレル減となり、製油所稼働率は0.4%上昇の91.4%です。製油所稼働率が5週連続で上昇する予想となっております。製油所稼働率は、2月と10月に最も落ち込み、8月と12月に最も上昇する季節的な傾向があります。これから8月のエネルギー需要のピークに向けて製油所稼働率が上昇基調を続け、それに伴い原油在庫の減少傾向が続くことが考えられます。しかし、その一方で、EIAが17日に公表した掘削生産性レポートでは、5月の米シェールオイル生産が前月比12万3000バレル増の日量519万バレルとなり、月間の増加量として2年ぶりの大きさとなる見通しを公表しております。米原油生産は、昨年11月のOPEC総会後から安定した増加傾向を続けております。
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