NY原油の電子取引は、昨日23時頃に52.8ドル付まで上昇しましたが、現在は52.9ドル付近で推移しております。

今朝発表されたAPI週間石油在庫統計は、原油が150万バレル減予想に対して84万バレル減、ガソリンが190万バレル減予想に対して140万バレル増、ディスティレートが98万バレル減予想に対して180万バレル減となり、クッシング原油が67万バレル減でした。製油所の原油精製量は日量33万バレル増でした。この発表では、特に目立つ項目はありませんでした。

原油市場では、5月下旬にOPEC総会や米大使館のエルサレム移転問題などビックイベントが予定されておりますが、今月はやや手掛かり材料難といったところでしょうか。目先的に気になることは、 NYダウを中心としたリスク変化かもしれません。NYダウが保合い下放れとなってリスクオフの流れが強まれば、東京原油にとって「NY原油安&円高」という弱材料のダブルパンチとなる可能性もあります。しかし、5月になれば、米大使館のエルサレム移転問題による中東の地政学的リスクの上昇やOPEC総会などで原油市場が上昇に転じることも予想されます。