東京ゴムは、当限が17.5円安(7%安)、先限が9.9円安(4.7%安)で日中取引を終えました。それに対して上海ゴムは、2.7%安まで戻して取引を終えました。上海ゴムに比べて東京ゴムの下げ幅の大きさが目立ちました。

上海銅は、朝方2%安付近まで下落しましたが、0.8%安付近まで戻して取引を終えました。上海鉄筋が0.5%安、大連鉄鉱石が0.4%安で取引を終え、前日までの大幅下落の流れが止まり始めたようです。中国の商品先物市場でトップクラスの売買高を誇る上海鉄筋や大連鉄鉱石は、昨年末や年初の安値を少し割り込む水準まで下落したことにより、下値抵抗が強まってきたようです。大連鉄鉱石は、朝方に2.6%安付近まで急落しましたが、引け際でプラス転換する場面もありました。また、上海熱延鋼板もプラス転換する場面がありました。昨日までの中国の資源銘柄の急落をリードしてきた鉄鋼関連銘柄は、ここにきて下げ渋りとなってきたようです。