ドル円は、今朝7時ごろに110円50銭まで円高に進み、現在は111円付近で推移しております。NYダウの電子取引は、30ドル高付近まで上昇しております。日経平均株価は、320円安付近で推移しております。それに対して上海総合株価指数は、0.8%安で寄り付きましたが、前日比変わらず付近まで戻してきました。中国の株式市場では、「トランプ大統領のロシアへの機密漏洩疑惑」をそれほど問題視していないようです。

本日の上海ゴムは、11時ごろに1万3325元まで下落し、年初来安値(5月10日の1万3225元)まであと100元幅(約0.7%幅)に迫る場面もありましたが、現在は、1万3450元付近まで上昇しております。年初来安値付近でテクニカル的な下値抵抗が働いているようです。これで上海ゴムは、5月10日の年初来安値と本日の安値でテクニカル的なダブルボトムを形成する可能性も出てきました。本日の上海ゴが大幅下落となった主要因が、「マーケット全体でリスクオフの流れが強まったこと」であり、天然ゴムに関する特別な弱材料が出現したわけでもないことから、上海ゴムが年初来安値付近まで下落したことを受けて、本日の急落に対する達成感が高まってきたようです。

ITRC加盟3カ国は4月21日、輸出削減策の検討を始めたことを発表し、7月の次回会合で輸出削減策実施の是非を決定することも発表しました。東京ゴムの4月21日の終り値(216円)と現在値がほぼ同水準であることは注目でしょう。東京ゴムが7月になっても現水準で推移することになれば、7月に輸出削減策が実施される可能性もかなり高まります。このことは、東京ゴムの中長期的な見通しで重要なこととなりそうです。

天然ゴム生産国連合(ANRPC)が発表した世界の天然ゴム需給見通しは、下記の通りです。

(2017年1~4月)

需要 418万トン

供給 371.4万トン

供給不足 46.6万トン

(2017年1~6月)

需要 638.9万トン

供給 570.1、万トン

供給不足 68.8万トン

(2017年1~9月)

需要 9647万トン

供給 9143万トン

供給不足 50.4万トン

(2017年1~12月)

需要 1281.7万トン

供給 1277.1万トン

供給不足 4.6万トン

ANRPCの需給見通しでは、9月ごろまではかなりの供給不足が続くようです。こうしたことも、東京ゴムの中長期的な見通しで重要となりそうです。

 東京ゴムは、本日の大幅下落を受けて月初からの上げ幅の半値押しとなってきただけに、そろそろ「押し目買い」も一考かもしれません。

東京ゴムの60分足
東京ゴムの60分足

 

 

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