東京ゴムにおける5月29日時点での投資家の買い越し枚数は、4300枚まで増加し、2営業日連続で年初来最高の買い越し枚数を記録しました。一方、ファンドなど外国商品先物取引業者経由による売り越し枚数は、5月18日に年初来最高となる4246枚まで増加しましたが、現在は3776枚です。投資家の買い越しポジションは、5月25日の5月限納会後からの下落で1000枚程急増させたようです。

 東京ゴムの10月限は、7円安の208.2円まで下落し、一代の安値更新まであと3.7円幅に迫りました。先限(11月限)は、6.3円安の206.7円まで下落し、一代の安値更新となりました。そして、昨日時点で東京ゴムにおける投資家の買い越し枚数が年初来最高にまで増加しております。これで投資家の買い越しポジションの大半が値洗いマイナスとなった計算となります。それにより、投資家の買い越しポジションの本格的な手じまい売りを誘う可能性が出てきました。


東京ゴムの投資家ポジション

東京ゴム10月限の一代足

東京ゴム11月限の一代足

 

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