昨夜のNY原油は、在庫減予想とサウジアラビアの輸出量削減を好感して上昇しましたが、米シェールオイルの増産見通しが上値を圧迫しました。

週間石油在庫統計に対する市場予想平均は、原油300万バレル減、ガソリン80万バレル減、ディスティレート50万バレル増となり、製油所稼働率が0.1%低下の94%です。

サウジアラビア国営石油会社のサウジアラコムが、7月のアジア向け原油供給を一部制限し、米国向け割当量を更に縮小する方針であることが伝えられております。それによると、7月のアジア向け削減量が日量約30万バレルとなり、7月の米国向け供給量を約35%削減し、7月の欧州向け供給量を約11%削減する見通しと伝えられております。

一方、米エネルギー情報局(EIA)の12日付けレポートでは、7月の米国内シェールオイル生産が前月比12万7000バレル増の日量548万バレルとなり、7カ月連続の増加となり、増加幅が2月以降で最大となる見通しを発表しました。米シェールオイル生産量は、統計を開始した2007年以降で最大となる見通しです。米原油生産は、6月2日時点で日量931万バレルです。その米原油生産の約57%となる日量約530万バレルが現在のシェールオイル生産です。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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