9月27日

天然ゴム市場パート3

13:20時点の東京ゴムの当限(10月限)は211.6円、1月限は213円となり、当限(10月限)と1月限の価格差が1.4円です。それに対して上海ゴムは、当限(10月限)が1万2300元、取引中心限月である1月限が1万4650元となり、当限(10月限)と1月限の価格差がトン当たり2350元です。これをキロ当たりの円換算にすると、2350元÷1000kg×16.93円=約40円となります。上海ゴムは、驚くほど大幅な順さやを形成しております。

 上海ゴム1月限(取引中心限月)から高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万4650元‐900元)÷1000kg×16.93円=約232.8円となります。それに対して東京ゴム1月限は213円付近で推移しております。上海京ゴム1月限は、東京ゴム1月限よりキロ当たり20円ほど割高となる計算です。

 昨日のタイ・ハジャイの天然ゴムRSS3号現物価格はキロ当たり53.98バーツです。これを円換算すれば、53.98バーツ×3.38円=約182.5円となります。これにキロ当たりの輸入コストを8円で計算すれば、輸入採算価格は約190.5円となります。

 産地現物価格による輸入採算価格をキロ当たり23円ほど上回る東京ゴム1月限となり、東京ゴム1月限をキロ当たり20円ほど上回る上海ゴム1月限となる計算です。産地現物価格や東京ゴムに対して大幅割高換算となる上海ゴム1月限(取引中心限月)に対する下げ余地はかなり大きそうです。上海ゴムが本格的に下落すれば、東京ゴムが産地現物価格による輸入採算コスト付近まで下落する可能性もあります。