10月17日

天然ゴム市場 

 昨夜の上海ゴムは、前日比変わらず付近で小動きを続けていましたが、ラスト20分間で急落し、2.2%安で取引を終えました。昨夜の上海鉄筋も前日比変わらず付近で小動きを続けておりましたが、ラスト20分間で急落し、1.9%安で取引を終えました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄が3連騰となって11~12%ほど大幅上昇したことにより、利益確定の売りが膨らんだようです。上海ゴムは、10月11日の安値(1万2920元)から16日の高値(1万3930元)まで1010元(約7.8%)ほど急上昇したことにより、3日続伸のスピード調整で昨夜の上海ゴムが305元安(2.2%安)となったのかもしれません。

 昨夜の夜間取引では、上海アルミ0.9%安、上海亜鉛1.2%安、上海銅2.6%高、上海鉛0.1%安、上海熱延鋼板2.3%安、大連鉄鉱石2.6%安、大連コークス5.55安、大連粘結炭2.9%安で取引を終えました。NY銅やロンドン銅が3年ぶりの高値を記録したことを受けて、上海銅は大きく上昇しました。

10月17日

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、一時3.1%安まで下落し、10:25時点で2.5%安です。中国の商品先物市場で最大の売買高を誇る上海鉄筋は、2%安で寄り付き、その後はスローペースですがじり高を続け、10:25時点で1.5%安です。

中国H株指数先物が昨日16時から0.4%ほど上昇していることから、本日の中国株が上昇する可能性もあります。上海総合株価指数は、1%高となれば年初来高値を更新することになります。本日の中国株が上昇に転じれば、上海ゴムなど資源銘柄全体が堅調地合いに転じる可能性もあります。