10月17日

天然ゴム市場パート5

 昨日の日中取引では、上海ゴムが小幅高となりましたが、それに反して東京ゴムが小幅安となりました。本日の日中取引では、上海ゴムが0.5%安で前場を終えましたが、東京ゴムが14時時点で5円安と大幅下落となっております。

タイ・ハジャイのRSS3号現物価格は、東京ゴムが195円付近まで下落した先週12日にキロ当たり49.2バーツまで下落して昨年2月以来の安値を記録しました。その後、16日時点で51.2バーツまで上昇し、本日は52.2バーツまで上昇しております。それにより12日の安値から6%ほど上昇した計算となります。現在の上海ゴムも、先週12日の安値より4%ほど高い水準にあります。それに対して東京ゴムは、先週12日の安値を割り込みました。こうした産地現物価格や上海ゴムの上昇に反して東京ゴムが下落していることは、東京ゴム市場におけるファンドの大量な売り進みが原因と思われます。それにより上海ゴムと東京ゴムの1月限の価格差が20円付近まで拡大しております。上海ゴムから高率関税を差し引いてキロあたりの円換算にすると(1月限1万3545元-900元)÷1000kg×16.97円=約214.5円となります。それに対して東京ゴム1月限が194.5円付近で推移しております。10月10日時点での1月限同士の価格差が11円ほどでしたので、たった1週間で価格差が9円も拡大したことになります。さすがにこれは、投機的な行き過ぎと考えるべきかもしれません。

本日は、中国元が10時ごろから元安基調を強めているので、元建て銘柄となる中国の資源銘柄は、後場から強含む可能性もあります。上海総合株価指数は、前場の引け際でプラス転換して0.1%高で前場を終え、14:08時点で0.1%高です。
タイの現物価格