2月6日

天然ゴム市場

 上海総合株価指数は、2.2%安で前場を終えました。それを受けて中国の資源銘柄は全面安となり、上海ゴムも2.7%安の1万2665元まで下落して前場を終えました。

 東京ゴムが2月5日まで2日続伸となりましたが、その間に上海ゴムは2日連続で小動きでした。そして、本日の上海ゴムが大幅下落となったので、東京ゴムが下げ幅を速めてきました。

 昨日のタイ・ソンクラのRSS3号現物価格は、キロ当たり47.29バーツでした。これを円換算すれば、47.29バーツ×3.428円=約162円となります。これにキロ当たりの輸入諸経費を8円で計算すると、輸入採算価格が170円となります。それに対して東京ゴム先限が22円ほど割高です。

本日の東京ゴムが13:40時点で4.3円安の192.4円まで下落しておりますが、それでも輸入採算価格を22円ほど上回っているということは、東京ゴムの下値余地が大きいと考えるべきかもしれません。