3月30日

白金市場

 昨年12月中旬には、東京白金より東京パラジウムの方が400円ほど高くなり、「自動車触媒の代替需要」として東京白金への注目が高まりました。それを受けて東京白金が昨年12月からの1か月間で400円ほど上昇しました。しかし、東京パラジウムが1月中旬から下落基調を続け、それに追随して東京白金も1月中旬から下落基調を続けております。

 NYパラジウムは、月初から小動きを続けてきましたが、昨日の米国市場で22ドルほど大幅下落し、テクニカルがかなり悪化しました。NYパラジウムは、2016年1月からの2年間で500ドル付近から1100ドル付近まで大幅上昇しただけに、NYパラジウムが更なる下落となれば、NY白金も更に失速する可能性があります。

 

 

価格差グラフNYパラジウムの週足

 

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