5月17日

白金市場

 12:20時点で、NY白金の電子取引が893ドル、東京白金が2179円です。最近のNY白金の安値は、2016年12月が892ドル、2017年5月が898ドル、2017年7月が890ドル、2017年12月が874ドルとなっており、1年半前から続く下値抵抗線付近までNY白金が下落しております。

 1カ月ほど横ばいを続けていた米10年債利回りが14日から3営業日続伸し、それを受けてNY金が14日から3営業日続落となりました。そうしたNY金の下落にNY白金も追随しました。米10年債利回りは、3.106%付近まで上昇しており、2014年のピーク(3.041%)を僅かに上回り、7年ぶりの水準まで上昇しております。

NYダウが5月3日から8営業日連続で陽線となった事を受けて、「米国株買い&米国債売り」が進んだようです。そうした米国債売りにより米国債利回りが急上昇しました。特にNYダウが年初から続く三角保合いを上放れしたことで米国株への買い意欲が高まり、その反動で米国債利回りが急上昇したようです。しかし、15日のNYダウが9営業日ぶりに下落に転じたことを受けて、米10年債利回りの上昇が止まる可能性もあります。

 EU委員会関係者は5月14日、EU委員会はEU内で販売されるトラックの二酸化炭素(CO2)排出量について、2030年までに30%削減するとの目標を掲げる見通しであることを伝えております。EU委員会は、CO2排出量の削減目標の草案を5月17日に公表する見通しとなっております。日本や米国、中国、カナダなどでは、トラックに対するCO2排出量の削減目標が定められておりますが、EUがトラックに対するCO2排出量削減に基準を設けるのは初めての事です。ディーゼル車は、ガソリン車よりCO2排出量が少ないというメリットがあります。ガソリン車に比べてディーゼル車の触媒により多くの白金が使用されているだけに、白金市場にとってEUから本日発表される草案は注目でしょう

NY白金の日足
NYダウの日足
米10年債利回りの日足

 

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