5月23日

後場市況1

 ドル円は今朝10時ごろからの1時間で30銭ほど円高に進み、その後は横ばいを続けておりましたが、15時ごろからの2時間で更に70銭ほど円高に進みました。

 ドル円は、3月下旬から2カ月間で6円ほど円安に進み、5月21日に1ドル=111.4円まで上昇しました。しかし、今朝から大きく下落し、これまでの円安の恩恵で上昇基調を続けてきた東京ドバイ原油や東京トウモロコシなどの下げ足が速まりました。

 米10年債利回りは、3月下旬ごろから上昇基調を続け、5月18日時点で3.128%まで上昇しました。しかし、翌21日と22日が下落に転じたことを受けて、「ドル売り&円買い」が加速したようです。しかも、昨夜のNYダウが178ドル安となり、今朝からのNYダウ先物が更に180ドル安となった事を受けて、リスクオフの流れが強まりました。ここにきてマーケット全体の流れが大きく変化し始めたように感じられます。
ドル円の日足
米10年債利回りの日足

 

※チャートの情報提供元は(株)みんかぶです。チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社みんかぶは一切の責任を負いません。