5月31日

原油市場

昨夜のNYダウは、306ドル高まで急騰して取引を終えました。イタリア政局への過度な警戒が和らいだことや、米10年債利回りが23日から4営業日連続で大幅低下したことなどが好感されたようです。また、前日のNYダウが392ドル安となっていただけに、戻りやすいタイミングだったのかもしれません。そうした米国株を中心としたリスクオンの流れに反応して昨夜のNY原油が2ドルほどの上昇につながったようです。NY原油は、5月22日に72.03ドルの高値を記録しましたが、翌23日からの4営業日で一時65.80ドルまで下落していたので、下落スピードの調整が入りやすいタイミングだったのかもしれません。しかし、昨夜の米国株の大幅高を受けて米10年債利回りが2.736%付近から2.888%付近まで急上昇しました。更に原油価格が上昇すれば、更なる米10年債利回りの上昇を招き、米国株や新興国経済を圧迫することになります。それだけに原油価格の上値は限定的かもしれません。

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NY原油の日足
米10年債利回りの日足

 

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