7月30日

原油市場パート3

米製油所大手のフィリップス66の4~6月期決算は、調整後利益が前年同期比で2.3倍となる13億2000万ドル(1株あたり2.8ドル)となりました。また、同行のマラソン・ペトロリアムとバレロ・エナジーの4~6月期決算も市場予想を大幅に上回る企業利益となりました。

 石油大手の米エクソン・モービルの4~6月期決算は、純利益が前年同期比17.9%増の39億500ドル(約4380億円)となりました。そして、4~6月期の設備投資&調査支出は、前年同期比68.8%増の66億2700万ドルとなりました。一方、米石油大手のシェブロンの4~6月期決算は、純利益が前年同期の2.4倍となる34億900万ドル(約3800億円)となりました。

 今回の4~6月期決算発表では、企業利益が大幅増加となったエネルギー関連企業が続出しております。昨年4~6月期のNY原油が45~55ドル付近で推移しており、今年の4~6月期のNY原油が62~72ドル付近で推移しているので、企業利益が大幅増加した企業が続出したことも当然の事かもしれません。また、今年の1~3月期のNY原油が58~65ドルで推移しているので、4~6月期の企業利益が1~3月期を上回ることも当然かもしれません。

4~6月期のS&P500種採用企業の1株利益予想は、セクター全体の平均では20%増ですが、1位がエネルギー・セクターの132%増であり、他のセクターをはるかに凌ぐ増益見通しです。予想通りに四半期決算発表で企業利益が大幅増加したエネルギー関連企業の多くは、生産目標や設備投資の増加計画を発表することになりそうです。
1株利益予想