9月13日

天然ゴム市場パート5

東京ゴムは、昨日の日中取引を0.6円高、本日の日中取引を0.3円高で終え、昨日からの2日間で0.9円(約0.5%)上昇しました。それに対して上海ゴムは、昨日の日中取引を2.4%高、本日の日中取引を2.1%高で終え、昨日からの2日間で4.5%上昇しました。しかも本日の上海ゴムは、東京ゴムの日中取引終了後からもかなり上昇しました。

上海ゴムは、一昨日まで6営業日連続で1万2000元付近での小動きを続けておりましたが、昨日から2連騰となりました。上海ゴムは、3カ月前より1万1550元~1万2800元付近でのボックス圏相場を続けておりましたが、あと3%程上昇すれば、3ヶ月ほど続いたボックス圏相場から「保合い上放れ」となります。ちなみに上海ゴムは、昨日からの2日間で4.5%も上昇しております。

 東京ゴムの当限と先限の価格差が18円ほどにまで拡大しており、この1カ月半で価格差が13円ほど拡大しました。期近限月が下落したことにより、当限と先限との価格差が拡大しました。東京ゴムの当限は、この1カ月半で15円も下落しましたが、タイ・バンコクのRSS3号現物価格は、この1カ月半で1バーツ(3.4円)程度しか下落しておりません。しかも、現在の東京ゴムの当限は、タイ・バンコクのRSS3号現物価格による輸入採算価格を20円ほど下回っております。そして、東京ゴムの当限と先限との価格差が18円ほどにまで拡大したことが6月中旬にもありましたが、その後の2週間で当限が13円ほど急伸しました。それにより、今回も6月の時と同様に東京ゴムが底入れしている可能性があります。

昨日より上海ゴムが連騰する反面、東京ゴムがほとんど上がらず、両市場での綱引きが行われているようです。しかし、中国の天然ゴム消費量は日本の5倍以上であり、上海ゴムの売買高は東京ゴムの50~60倍ほどです。そうした市場規模の違いを考えれば、上海ゴムの値動きをより優先する必要もありそうです。


東京ゴムの当限と先限の価格差グラフ